「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」
原題 FANTASUTIC BEASTS:THE CRIMES OF GRINDELWALD
2018年 アメリカ
【Amazon Prime Video】
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から続く物語
アメリカからイギリスに戻ってきたニュート(エディ・レッドメイン)はアメリカ合衆国法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知ります
恩師のダンブルドア(ジュード・ロウ)から特命を受けパリに向かったニュートは仲間たちとともにグリンデルバルドの行方を追います
映画館で観るつもりでいたのに何故だか熱が冷めてしまい、観ず終い
最新作の公開に合わせてテレビ放映もあり「観てみようかな」な感じで鑑賞しました
普通に面白かったです
それ以上でも以下でもないかな
エズラ・ミラーが期待したほどでなくガッカリでしたけどエディ・レッドメインとジョニ・デは良かったです
大スクリーンで大騒ぎ、これも映画ですよね♪
それにしても、この長いタイトル何とかならないかしらん

「マジェスティック」
原題 THE MAJESTICK
2001年 アメリカ
【ムービープラス】
1951年、赤狩りの気配が忍び寄るハリウッド
学生時代のほんの気まぐれな行動を疑われ共産主義者と見なされた新進脚本家のピーター(ジム・キャリー)はハリウッドを逃げ出します
しかし、途中で交通事故を起こし車ごと川へ転落
海岸で倒れているところを助けられ小さな町で介抱を受けます
ピーターは一切の記憶を失っていました
彼を見て、第二次大戦から帰った息子・ルークだと思い込んだ元映画館経営者の老人・ハリー(マーティン・ランドー)は彼と共に休館中の老朽化した映画館マジェスティックを再建しようとします
町の人々は当初はルークが戻ってきたと喜びますが、恋人だったというアデル(ローリー・ホールデン)や一部の人々は時間が経つにつれどこかが違うことが分ってきます
しかし、その疑惑を口には出しません
戦争で多くの若者を失い活気の無くなった町には、『帰ってきた英雄ルーク』が必要なのが分かっているのです
マジェスティックで自身のデビュー作が上映され、それをきっかけに全ての記憶が甦ったピーターですが映画館の再建に喜ぶハリーや町の人々に真実を告げることが出来ずにいました
そして、行方を追っていた下院非米活動委員会のメンバーが彼を捕らえにやってきて、ピーターがルークではないことが町中の人の知るところとなってしまいます
ここまでは映画愛、故郷愛
終盤は委員会で、赤狩り、合衆国憲法、自由について意見を述べるピーターと、一度は彼を否定した町の人々の心境の変化が描かれます
シリアス路線のジム・キャリーが良いです
スパイ大作戦のマーティン・ランドーも頼りなげな老人を上手に演じます
最後の父と息子の写真がナイス!
アメリカらしい良作と思いました

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