読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

おうち映画(海外)・ノイズ・ウィズイン/Mr.ノーバディ/パリの調香師 しあわせの香りを探して

2023年11月30日 | 映画(海外)
「ノイズ・ウィズイン」
原題 NOISE
2023年 ベルギー、オランダ
【Netflix】

若きインフルエンサー、マットは父親が認知症を患い施設に入ったことから、妻と生まれたばかりの息子を連れて実家に戻ります
妻のミシェルが買い物に行き、村人に挨拶をしても皆余所余所しく避けられてしまいます
どうやら、義父がCEOをしていた工場で事故があり、勤めていた村人が何人か亡くなっているらしいのです
昔、この村で何が起こったのか
疑問に思ったマットは工場について調べ始めます
が、パンドラの箱を開けてしまい予想を超える家族の秘密が明らかになります

マットの母親は赤ん坊だったマットと共に庭にある池で入水自殺を図り亡くなっています
マットは駆け付けた父親により助けられますが…
母親の自殺の理由は何だったのでしょうか

色々な謎が繋がりそうで繋がらない
よくわからないまま終わってしまいました

C級以下
こんな映画でも製作費はかかっているわけで
Netflixさん太っ腹です
     





「Mr.ノーバディ」
原題 NOBODY
2020年 アメリカ
【Netflix】

郊外にある自宅と職場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っている一見してごく普通の中年男・ハッチ(ボブ・オデンカーク)
職場では過小評価され、家庭では妻に距離を置かれ、息子から尊敬されることもありません
そんなハッチの家に、強盗が押し入ります
暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、家族からさらに失望されてしまいます
理不尽さに怒りを溜め込んだハッチは路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れます

ハッチという男
実は何かしらの組織で訓練を受け暗躍していた人物のようで職場の上司も彼の過去を知ったうえで採用しています
ダメ親父の変身ぶりとアクションシーンは痛快そのもの
特に考えることなく楽しめばよい作品です

個人的に一番ウケたのはハッチの父親役のクリストファー・ロイド
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーーティを応援する姿そのまんまでした(笑)
     




「パリの調香師 しあわせの香りを探して」
原題 LES PARFUMS
2019年 フランス
【Netflix】

世界中のトップメゾンの香水を手掛けてきた天才調香師アンヌ(エマニュエル・ドゥボス)
しかし4年前、仕事へのプレッシャーと忙しさから嗅覚障害になり、地位も名声も失ってしまいます
嗅覚が戻った現在は、馴染のエージェントから紹介される地味な仕事だけを引き受け、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしています
そんな彼女に運転手として雇われたのは、離婚して娘の親権を奪われそうなうえに仕事も失いかけていたギヨーム(グレゴリー・モンテル)
彼は我儘なアンヌに振り回されながらも正面から向き合い、彼女の頑なになった心を少しずつ開いていきます

香水作りの一線から弾かれてしまったアンヌと家庭問題を抱えるギヨームとの出会いと、心の触れ合い、再起への道程を描いたヒューマンドラマ
ものすごく大きな出来事があるわけではない作品ですが魅了されました
特に、ギヨームが娘のクラスで『父親の仕事』をテーマに授業を行うラストにほろりとなりました

アンヌがギヨームに
草刈の後の臭いは、植物が傷を受けた時に発散されるもので
危険から身を守る、周囲の植物に危険を知らせる、害虫を寄せ付けない、などの効果がある
と教えるシーンがあります
知らなかった~
香りのお勉強にもなった作品でした
     



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高田郁「あきない世傳 金と銀... | トップ | ラスト・名古屋市図書館100周... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(海外)」カテゴリの最新記事