原作 雲田はるこ
Netflixにて視聴
10月にNHKで実写版(主演・岡田将生)の放送があるとのことで観てみました
シーズン1 全13話
シーズン2 全12話
戦前からバブル以降まで、落語に人生をかけた男たちを描きます
ムショ帰りのチンピラ・与太郎は、所内の慰問落語会で聴いた昭和最後の大名人と言われた八代目有楽亭八雲の「死神」が忘れられず、出所後、まっすぐ八雲の元へ押しかけ無理やり弟子入りします
ずっと弟子を取っていなかった八雲が“拾っちまった”与太郎
彼の成長譚かと思いきや、主人公は有楽亭八雲
八雲の少年時代から晩年に至るまでの芸への飽くなき追求を、七代目八雲、同門でライバルであり親友だった二代目助六、八雲に惚れながら助六と逃げたみよ吉、助六とみよ吉のひと粒種・小夏、与太郎(三代目助六→九代目八雲)らを絡めて描きだしていきます
数々の落語が語られるのですが、正直アニメーションの落語にここまで引き摺りこまれるとは思ってもいませんでした
助六の「芝浜」に泣かされ、八雲の「死神」には背筋がゾクリ
見事でした
八代目八雲のモデルは三遊亭圓生さんかしらと思い調べましたら、誰と決まっているわけではなく数々の名人の素養を織り交ぜて作ったキャラクターとのことです
実写版が益々楽しみ♪
今年のお盆休みはほとんどこれに費やされました
満足です\(^o^)/
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