佐渡奉行所跡
佐渡金銀山を管理するためにおかれていた奉行所の跡
敷地内には金銀などを精製する工場・勝場(せりば)や奉行などが住む陣屋があったそうです
江戸から単身赴任で佐渡にやってきたお奉行が書かせた絵巻物がありましたが、相川の発展ぶりがよくわかります
係りの方の親切丁寧な説明が有難かったです
一番の目的地
佐渡金山

江戸時代の「宗太夫坑コース」と近代の「道遊坑コース」両方を歩いてきました
宋太夫の方には人形が設えてあって、採掘の様子がリアルに再現されています
岩盤崩落を防ぐ技術や、鉱脈が発見されて直に海面下に達したそうで、地下水のくみ上げが大変だったとか
製錬するのも勿論手作業
熟練の技と気の遠くなるような繰り返しの作業で純度の高い小判を鋳造していたとか
それなりに当時の先端技術だったのでしょうが、全て手作業
頭が下がります
「廃坑」を感じさせる写真を2枚
右の鉱石運搬用の線路跡、錆びついたポイント切替器や左カーブの先には何があるのか
中村弦「ロストトレイン」を思い出します


道遊坑コースを出て見えるのが「道遊の割戸」
山の頂上が深く抉り取られたようになっています
8分ほど歩けばもっと近くまで行けましたが同行者がギブアップした為遠方からの撮影です
鉱脈が地表に露呈した部分を採掘した江戸時代の露頭掘跡
裏側から見たところ


上手に土産物売り場を歩かせる順路になっていますが、そういうのには興味もなく
金箔つきソフトクリームと笹だんごを食してから
トキの森公園へ
観察回廊から ↓はクロトキ


60羽もいるんですって!
自然界での繁殖がもっと進むと良いですね
新潟港に戻ってから飛行機まで時間があったので
新潟駅に行ってみました
「あ!、紀伊国屋書店! ジュンク堂!」という私の声が聞こえない振りをする同行者です
ま、今回は良いのですが
駅は、新幹線が開通してから大きく立派になったのでしょうか
都会の空気を吸って
新潟空港


セントレア行きの飛行機は帰りもボンバルディア
5段ほどの可愛いタラップを昇ります(^_^;)
お天気はすっかり回復したようで
松本の夜景を眺め、チョー明るい濃尾平野が見えてきたときは
やぁ~帰ってきた、って気分になりました
佐渡で寄ったスーパーでヤスダヨーグルトの「越後姫」という飲むヨーグルトを買いました
こちらでは売ってません
関東圏では普通に見かけるものなのかな
旅先でのこういう発見も楽しいものです
お土産は
ぶりカレー、おけさ柿カレー、こしひかりうどん、お米のかりんとう、佐渡の塩etc
あら、食べ物ばかりだわ
さてさて、また暫く日常生活に戻りますか
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