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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2017年05月21日 | 映画(海外)

 

「何かが道をやってくる」
原題 SOMETHING WHICKED THIS WAY
1983年 アメリカ
原作 レイ・ブラッドベリ
日本劇場未公開 

10月のある日、町にカーニバルがやってきます
好奇心でいっぱいの少年2人が夜中密かにカーニバルに忍び込み奇怪な儀式を目撃
それを座長に知られたことからとんでもない目あうことに…
少年だけではどうにもならないのでは?と思いつつ観ていましたが、やはりそこには頼りになる(この場合はそうでもない)大人が登場
少年のうちの1人の父親がずっと心にしまってきた『後悔』からの解放がカーニバル一座の真実を明るみにし、町に平穏な日々が戻ってくるのでした

後で知ったのですがディズニー映画だったのですねぇ
納得です

 

 

「エール!」
原題 LA FAMILLE BELIER
2014年 フランス 

主人公は酪農を営む両親と弟と4人で暮らす高校生の娘・ポーラ(ポーラ・ベリエ)
両親と弟は聴覚障がい者で健聴者のポーラが手話で他人とのコミュニケーションを手伝っています
「家族はひとつ」を合言葉に明るく楽しい毎日を送る家族ですが、ポーラが音楽教師からパリの音楽学校への進学を勧められたことから、彼女の歌声を聴くことの出来ない家族との間にひと悶着が起こります
障がい者と健常者との間に起こるすれ違いや支え合いをユーモアを交えつつ明るく描いた作品
ラスト、ポーラにも家族にもエールを送りました!

 

 

 

 

「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」
原題 PATCH ADAMS
1998年 アメリカ 

実話に基づいています
ユーモアとジョークで人々の心と体を癒す実在の精神科医パッチ・アダムスの若き日々を描いたヒューマンドラマ
最後までブレないアダムスの信念には頭が下がります
良くも悪くもロビン・ウィリアムズの為の作品
「レナードの朝」と重なる部分も多かったように思いました

 

 

 

「私だけのハッピー・エンディング」
原題 A LITTLE BIT OF HEAVEN
2011年 アメリカ 

仕事は順調、明るい性格で毎日を仲間と楽しく過ごす女性(ケイト・ハドソン)
何故か恋にだけは臆病で恋人との間には距離を置いています
あろうことか、彼女に末期ガンが見つかります
前半はよくあるパターンで流していたのですが、彼女が真剣に自分の人生と向き合い始めてからは目が離せませんでした
死を前にしてやっと本音を吐きだすことが出来て両親との確執が消えるってのは気の毒だったけれど
両親や恋人、友人たちに見送られた彼女の人生は短すぎるも充実したものだったのでしょうね
死を前にした人にどう向き合っていけば良いのか
周囲の人間の描き方も率直で良かったと思います
それにしても、ウーピー・ゴールドバーグの使い方の贅沢なこと!

 

今月初め
職場の同僚が悪性リンパ腫で亡くなりました
彼も、余命宣告後の半年の間、この主人公と同じように残された日々を明るく一生懸命生き、逝きました
人を見送ることの辛さと、自分が余命宣告を受けたらどうしたらよいのかなどなど、考えさせられた1本でした

 

 

 

「シルクウッド」
原題 SILKWOOD
1983年 アメリカ 

プルトニウム工場で働く女性、カレン・シルクウッド(メリル・ストリープ)が放射能汚染され、新聞記者に工場の実情を伝えようとした矢先、謎の交通事故で死亡
事故か他殺か?
実際に起きたシルクウッド事件を題材にとった社会派映画ですが、主に描かれるのはカレンという一人の女性の生き様
その時、彼女は何を考え、何を悲しみ苦しんでいたのか
こちらも胸が苦しくなります
さすが、メリル・ストリープ 

ただねぇ、制作された年代から仕方ないとはいえ、四六時中煙草を喫うのは如何なものでしょう

 

 

 

 


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