サンタさんの草花

スマホ片手に観音山の草花から季節の移り変わりを切り取っています。

彼岸花の葉っぱでした! アジュール舞子

2018-02-12 21:51:20 | みんなの花図鑑
この寒さの中、オリヅルランに似た細長い葉っぱが茂っていて、
何の葉か気になっていたのですが・・・・・
いつもお彼岸の時期に真っ赤な彼岸花が咲いている場所です。

彼岸花の葉っぱでした。

彼岸花はお彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせ
数日で花が終わって茎だけになります。
よく目立つ真っ赤な花ばかり見ていて、
葉のことは気にしていませんでした。

葉は花が終わった10月頃から生えてきて、
寒い時期に色濃く茂り、春先に枯れ始めます
冬場に光合成して球根にデンプンを貯えるのです。

多くの植物は春先に芽を出し、
夏の暑い時期に葉を茂らせ、
秋に枯れます。
彼岸花の葉は全く逆です。

彼岸花の葉っぱを初めて知りました!

ヒガンバナ 彼岸花
科目:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
学名:Lycoris radiata
別名:曼珠沙華、リコリス
原産地:中国原産の史前帰化植物
開花期:9月
花言葉:あきらめ、悲しい思い出、想うのはあなた一人

2018年2月12日撮影


2016年9月29日撮影


2017年9月24日撮影

真っ赤な花は数日で終わって茎だけになります

お彼岸の頃、田んぼのあぜ道や土手で見かけることが多いが、
彼岸花の球根には、毒がある植物として昔から言われており、
野鼠やモグラがあぜ道や土手に穴を開けるのを彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐためです。
またお墓の近くに彼岸花を植えられていましたが、
昔は遺体を火葬せずに土葬していたため、
遺体を傷つけるネズミや土の中にいるモグラなどから守るためです。