雑感日記をお書きになっている古谷さん。
私の人生の師匠です。
補助金について書かれておられました。
私がツイッターで助成金や補助金の事を怒り嘆いたからです。
どう表現すれば良いのか上手に呟けなかったのですが、ずばり私の心を読み取って
雑間日記に書いてくださいました。
その通りです。
小さな商店街振興組合に勤務する私。
代々の商店街理事長もこの衰退する商店街をどう活性させるか・・・
それが大きな課題でありました。
本来は小さなこの商店街の話で終わるところがここ数年、地方創生とかなんじゃらで
地方に税金が投入。
小さな商店街で終わらずに地域の活性化に重きを置き始めたのです。
商店街が活性すると町も活性するという考え方でいってきたけど人口も減り、高齢化してきた町。
商店街が活性化することなど無理な話なんです。
でも商店街は自分たちの会費で小さいながらもイベントをしてきました。
自分たちのお金です。
年に3回の売り出しと抽選会。
周りの他の商店街はどんどん組織力をなくしていくなか、私の勤務する商店街振興組合は事務局を置き法人として生きています。
それだけ皆で頑張ろうっていう意識が高かったのです。
会費をとるだけでなく、親睦会もして会員の人たちと焼き肉会をしたり、数年に一度の駐車場のライン引きも会員たちでやりました。
七夕まつりはみんなで笹飾りをつけたり・・・楽しかった。
その中には会員さんたちの笑顔がありました。
地方創生で緑が丘に活性化の助成金や補助金が流れ、今は少し戸惑っています。
金は出す、イベントやれ・・・
緑が丘全体で・・・・
緑が丘だけで5つの小さな商店街組合がありました。
いまは私の勤務する商店街だけが組合組織として残っています。
必然的に法人である我が商店街が窓口になります。
今回はこの12月に入り、三木市から年度末(3月末)までにマルシェをするように連絡があり、昨夜、第1回の実行委員会がありました。
第2回のマルシェは雨で中止となりましたのでその仕切り直しでしょう。
次年度ではダメなんですね。
やってくれるんならいいやないか。お金も出してくれるし。
そんな声を聴きます。そのたびに商店街の絆はどんどん切れていって。
結局
人生もそうだと思うのです。
それなりの普通に暮らしていた人がドカンと宝くじで大金を手に入れて人生崩れた・・・・
こんな感じでしょうか。
いろんな仕掛けをして地域活性化をすることは良いことです。
しかし、楽しんでやるかやらないかで成果は違ってきます。
段々と、みんなが草臥れてくるようになります。
商店街の会員はみんな店主です。それぞれに経営しなければなりません。
役所の皆さんのように安定したお給料を貰っているわけではないのです。
売り上げが下がる中、個店の生き残りも大変です。
私の商店街の理事さんは数名出てきてくれました。
店を閉めて飛んできてくれた理事さんもいます。
小さなワールドと私はこの商店街を心の中で呼んでいます。
空き店舗対策などで店が開いても補助金が切れたら閉店・・・
この意味もわかりません。
全てが国民一人一人の血税だということ。
こんな小さな地域でお金が絡むといろんな問題が起きるのだから
たぶん、国家がらみでは物凄くどえらいことがあるんだろうな・・・・・・想像すると怖い。
とにかくお金に関してはきちっとしなければなりません。
人のお金だからよけいです。
自分の財布はどんぶり勘定でもよいでしょうが。
なかなか悩ましいことだと思いますね。