雨とニール・セダカ
子供の頃、神戸市垂水区に住んでいました。最寄り駅は山陽電鉄 滝の茶屋駅です。
駅前商店街を北に上り進んでいくと国鉄の官舎が建ち並んでいました。平屋の木造家屋。それぞれに小さな庭がありました。
まだアスファルトされていない土の道がその官舎の真ん中にありました。
学校からの帰りはそこを通って帰宅しました。
梅雨の時期、家々の庭の紫陽花の花がとても綺麗に咲いておりました。じめじめした梅雨の時期に私はその道を歩くのが大好きで、紫陽花の小道と名前をつけていました。
雨に濡れて花が艶やかで五分ほどの時間でしたが心が穏やかになる気がしました。
雨と言えば当時大好きな曲がありました。
洋楽ですが、ニール・セダカの「雨に微笑み」
ああ、雨の中、笑い声が聞こえる
愛する人と 手に手を取って歩くんだ
ああ、何て僕は雨の日が大好きなんだろう
そして この幸せ 心の底から感じるよ
そんな感じの歌でした。
今でも大好きで雨が降り出したらこの曲が頭のなかで流れるのです。
いろんな思い出が雨にはあります。
最近では悲しいことがあったときに大雨がふる夜、庭に出て大泣きに泣きました。
身体中ビショビショ。
凄い雨音で私の鳴き声は消されました。
雨が降った翌日は外の空気が爽やかです。
埃とか落ちてしまったのでしょう
悲しみも流れてしまったのでしょう
これからも雨は良い想い出も悪い想い出も作るでしょう。
しかし
私の雨の思い出は紫陽花とニール・セダカの「雨に微笑」なのです。
子供の頃、神戸市垂水区に住んでいました。最寄り駅は山陽電鉄 滝の茶屋駅です。
駅前商店街を北に上り進んでいくと国鉄の官舎が建ち並んでいました。平屋の木造家屋。それぞれに小さな庭がありました。
まだアスファルトされていない土の道がその官舎の真ん中にありました。
学校からの帰りはそこを通って帰宅しました。
梅雨の時期、家々の庭の紫陽花の花がとても綺麗に咲いておりました。じめじめした梅雨の時期に私はその道を歩くのが大好きで、紫陽花の小道と名前をつけていました。
雨に濡れて花が艶やかで五分ほどの時間でしたが心が穏やかになる気がしました。
雨と言えば当時大好きな曲がありました。
洋楽ですが、ニール・セダカの「雨に微笑み」
ああ、雨の中、笑い声が聞こえる
愛する人と 手に手を取って歩くんだ
ああ、何て僕は雨の日が大好きなんだろう
そして この幸せ 心の底から感じるよ
そんな感じの歌でした。
今でも大好きで雨が降り出したらこの曲が頭のなかで流れるのです。
いろんな思い出が雨にはあります。
最近では悲しいことがあったときに大雨がふる夜、庭に出て大泣きに泣きました。
身体中ビショビショ。
凄い雨音で私の鳴き声は消されました。
雨が降った翌日は外の空気が爽やかです。
埃とか落ちてしまったのでしょう
悲しみも流れてしまったのでしょう
これからも雨は良い想い出も悪い想い出も作るでしょう。
しかし
私の雨の思い出は紫陽花とニール・セダカの「雨に微笑」なのです。