kuwa-kuwa日記

今日の教室の内容に関わる内容です

蜷川幸雄のヴェニスの商人を見に行ってきました

2013年10月01日 | 休日

先週の土曜日 友人に誘われて ヴェニスの商人を見に行ってきました。

 

まず驚いたのは会場に着いたら長蛇の行列???

えええっーーーー 全席指定だよね???

なんで??

 

 

仕方がないならぶか…

会場の人が招待券の方は向こうですと叫んでいるけど…

と遅れると思うといっていた友人から電話が…

私らのチケットは招待券だから入り口に来て~

 

 

えっーーー 招待券??

並んで損したじゃん!!!

 

 

無事に友人に出会えて中に入ることに…

 

なかなか入れない人が多いから場内はがらがら

 

ようやく始まった。

 

 

最初に一番困ったのが マイクを使っていないのか 何を言っているのかよくわからない

これで最後まで見るのはきつい…

ところがシーンが進むに従い 舞台俳優さんが出始めると しっかり声が通り

何を言っているのかよくわかるようになった

 

スタートがそのようになじみにくかったので 先が思いやられるな~と不安でしたが

幕間が終わり2幕になると テンポが良くなり 引き込まれるような感じに

 

 

市川猿之助が演じるユダヤ人のシャイロックは歌舞伎の動きもそのままで演じていて

歌舞伎も以外とおもしろいかもと思うシーンも多々あり

声の通りは抜群だった

 

 

かなり昔 薬師丸ひろ子さんがWの悲劇だったと思うけど 舞台でヒロインを行う際に

舞台女優の先輩からの訓練で 全く声が出ていない。との厳しい訓練のドキュメントを思い出した

声が大きいからと言っても客席の後ろまでは声が届かない

声の大きい小さいではなく 遠くに届く発生が大切なんだと言う言葉がとても印象的でした

 

これが今回の講演でようやく納得

 

なるほどマイクを使わないからか…

実は私は高橋克実が見たくて参加したけれど 一番声が聞こえなかったのが彼だった

とても残念。でも、市川猿之助の今までの努力の積み重ねのすごさを知ったのはとてもラッキーだった

 

彼だけでなく

ボーシャ役を立派に務めた中村倫也はとても若いのに役も声もしっかりしていて

これからの役者としての成長を見ていきたいと思った一人でした

 

バサーニオ役の横田栄司はきらきら輝き 声も最初から最後まで安定して 観客も彼に引き込まれていた気がします。

実は最後まで橋本さとしだと思っていたのですが、

講演終了後に購入したパンフを見て えっ 違うんだ と発覚

 

終わって外に出てみて最初の不安はなんのその 劇の中に引き込まれていました

 

 

 旦那に今終わったよ~と電話して

ゆめたまで連れて帰ってもらいましたが

買い物をして買えるともう10時になっていたので いったい何時に終わったのか 長い舞台でした

旦那も まだかまだかと思い待っていたようでした

おつかれさまでした