今日は講演会に行ってきました。
人と々コミュニケーションをとるのがいいのか
という内容でしたが最後にこんな話をされました
雨が降るとても寒い日
なかなか来ないバスを待つバス停は多くの人がいました
やっと来たバスに皆が乗り込むと
押し合いへし合いでとても異様な雰囲気の中後ろから赤ちゃんの猛烈な鳴き声がし始めた
赤ちゃんは泣き止まず最初の停留所に着いた
何人かが降りた そのとき 待って下さい。私も降ります…と後ろから声がした
だんだん赤ちゃんの泣き声が大きくなってきてその声の持ち主が
泣いている赤ちゃんのお母さんだったことが皆が解った
急いでお金を出そうとするお母さんにバスの運転手さんが
ここが目的地ですか?と聞いたそうだ
いいえ終点まで行く予定でしたが子どもが泣き止まないのでここで降ります。と
バスの運転手さんは 歩いて行けばとんでもない時間がかかりますよと
話した後に 突然マイクを持ちだしスイッチをオンにして
今皆さんにご迷惑をおかけてして申し訳ないと赤ちゃんのお母さんが降りようとしています。
もともと 赤ちゃんは泣くことしか出来ないものですから 泣くのがうるさいのは仕方がないと思います。
このまま終点まで一緒に行ってもいいでしょうか。
と放送したそうだ。
皆一瞬どうしたらいいのか息をのんだ
しかし、一人が拍手をすると全員が拍手をして一緒に行くことを選択したそうだ
私はこの話を聞いて不覚にも涙がこみ上げてきて
この運転手さんはナントすごい人なのか
人の心を動かす勇気の一言を言い出すのは今の時代難しい。
もしかしたら お父さんなのかもしれないし
おじいちゃんなのかもしれません
でも、こんなに心にじ~んとくる勇気の一言は素敵です。