2017年公開
スタッフ・キャスト
- 監督
- ヨン・サンホ
- 製作
- イ・ドンハ
- 製作総指揮
- キム・ウテク
- 脚本
- パク・ジュソク
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解説
ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクション。
主人公のソグ親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれる。
韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭ヨン・サンホ監督が初めて手がけた実写長編映画
ストーリー
ソウルでファンドマネージャーとして働くソグは妻と別居中で、まだ幼いひとり娘のスアンと暮らしている。
スアンは誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、ソグは仕方なく娘をプサンまで送り届けることに。
ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車したソグとスアンだったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。
そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。
駆け込んできた女はゾンビウイルスの感染者であり、車内で倒れていたところを介抱しようとした乗務員のミンジ(ウ・ドイム)に突然襲いかかった。
噛みつかれた乗務員は一度はこと切れたが、再び立ち上がり、恐ろしい形相で周囲の乗客を次々と襲い始めた。
事態に気づいた乗客たちは他の車両へ逃げ出したが、感染は一気に広がり、逃げ場のない列車の中は地獄と化していく。
逃げ切った先では、バリケードと犠牲者が線路を塞いでいた。
機関車を降りたソンギョンは、スアンと共に暗いトンネルへと歩を進める。
その先には兵士がバリケード上で銃を構え、その人影が感染者であるかどうかを探っていた。
引き金をまさに引かんとしたその時、スアンの歌(アロハ・オエ)が兵士の耳に届く。スアンの歌で生存者であると確認した監視役の兵士は銃を下ろし、待機していた兵士たちがすぐさま生存者の保護に向かう。
スアンとソンギョンは数多くの犠牲が出てしまった中でも、無事釜山へたどり着くことができたのだった。
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