SARAの映画紹介!

映画特に最近は韓国映画を鑑賞中
これまでに見た韓国映画の紹介です。

たまに洋画あります。

素晴らしい~!

2008-02-29 | 映画
エリザベス ゴールデン・エイジ


   敵を制止、愛を制し、国を制した女王の物語!


監督・・・・・シェカール・カプール
主演・・・・・ケイト・ブランシェット  

<ストーリー>

 25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。 

            
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。
その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。
さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。
               

イングランド国王の娘として生まれながら、私生児の烙印を押されたエリザベスが運命を切り開いていく姿を描いた『エリザベス』(98)の続編。
女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。
その様子をスリリングに、かつ大スペクタクル(クライマックスでの、イングランド海軍のスペイン無敵艦隊との壮絶バトルは見もの)で描きだした。
前作に続き、コスチューム・ドラマの絢爛豪華さは踏襲しつつも、ダイナミックな宮廷陰謀ミステリーの醍醐味が満載だ。   
さらにイングランドの歴史的名所や建築物での撮影が、映画にリアリティを与えている。
     

一人の女王の孤独と寂しさと 恐怖が克明に描かれた素晴らしい映画です。
エイザベスは1553年~1603年の生涯 イングランドの女王エリザベス1世として愛する人も愛される事もなく一人 国のために孤独に耐えた女性。

             

影では(バージンクイーン)(妾腹女の子)などと陰口を言われ 唯一恋心を抱いた航海士ローリーも侍女のベスに好意を抱きそして 彼女に知られることなく2人は妊娠・結婚をしてしまう。
それを知った彼女は怒りに2人を罪に問う・・・・・・

          
その頃幽閉中のスコットランド女王メアリー・スチュアートは反逆を企てエリザベス暗殺を計画するも失敗!
スコットランド女王はエリザベスの反対を押し切って 処刑される!
その事を発端にスペイン国王フェリペ2世は1万規模のスペイン艦隊を率いて イングランドを攻撃!

もし この戦いに負けたら・・・・
         
そんな孤独の中 彼女は自ら鎧に身を包み兵士の先頭に立って指揮を取った。
               

そしてスペイン艦隊の隙を狙って 焼き払い船の攻撃によって勝利を収めたとき 彼女は本当の女王となり ローリーとベスの2人を許し 生まれた赤ちゃんを抱き上げていた。

それまで泣きながら愚図っていた赤ん坊がエリザベスの手に抱かれたとき泣くのを止めてニコニコと笑い そして静かに眠りについていった。

その後イングランドは静かで平穏な黄金時代(ゴールデンエイジ)を迎えることとなる。

ケイト・ブランシェットの素晴らしい演技と衣装・壮大な艦隊との戦いなどどれもよかったです。
一人の女性 しかし女王であるがための孤独と寂しさ 強さを求められる事へのジレンマなど見ていて 同じ女性としてあまりに可哀想で終わった後もしばらくはエンドロールを見続けたまま動けませんでした。  


             


敵は、外にも内にもそして私の心にも。

オーNO!

2008-02-28 | 映画
第28回ゴールデン・ラズベリー大賞発表!


               
        

現地時間23日発表になりました2007年の最悪映画を讃えるラジー賞!!

最低作品賞:I Know Who Killed Me

         


最低主演女優賞:リンジー・ローハン(I Know Who Killed Me)



最低主演男優賞:エディ・マーフィ
(NORBIT/マッド・ファット・ワイフのNorbit)




最低助演女優賞:エディ・マーフィ
(マッド・ファット・ワイフのRasputia)



最低助演男優賞:エディ・マーフィ
(マッド・ファット・ワイフのMr. Wong)




最低監督賞:クリス・シルヴァートン(I Know Who Killed Me)




最低スクリーンカップル賞:リンジー・ローハンと[リンジー・ローハン](I Know Who Killed Me)





最低リメイク及び盗作賞:I Know Who Killed Me
(『ホステル』、『ソウ』、『パティ・デューク・ショウ』のパロディ)




最低序章・続編賞:Daddy Day Camp



最低脚本賞:ジェフリー・ハモンド(I Know Who Killed Me)





最低ホラー映画賞I Know Who Killed Me




          

団塊ボーイズ

2008-02-27 | 映画
団塊ボーイズ


監督・・・・・・ウオルト・ベッカー

主演・・・・・ジョン・トラボルタ  ティム・アレン  マーティン・ローレンス ウイリアム・H・メイシー


<ストーリー>

 若い頃は守るものもなく、ただ無鉄砲でいられたのに。
ワイルドなのは日々自由奔放に成長しているメタボリックな腹だけ。
ある週末、ツーリング仲間と集うバーでいつものようにさしさわりのない話題に花を咲かせていると、仲間のウディが旅に出ようと言い出す。
目的地は太平洋。
風を切って気の向くまま、オヤジ4人のバイクの旅が始まった。


 実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)

      

      
             

歯科医のダグ(ティム・アレン)


    

    

執筆業に励むボビー(マーティン・ローレンス)


     


パソコンのスペシャリスト、ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)

         
  
閑静な住宅街に暮らす彼らは、実は人生に煮詰まっている状態だった。

ウディは順風満帆な実業家人生を歩み続けていたが、突然自己破産宣言を受ける。そして仕事も家も失いスーパーモデルの美人妻も出て行くとゆう不幸のオンパレード。
だが見栄っ張りな彼は仲間にもそれを言えないでいる。
そしてそんな現実から逃避するため3人を誘った張本人。


ダグは、真面目な歯科医として働くマイホーム・パパ。
仕事も順調素敵な妻とかわいい息子に囲まれ何不自由ない生活を送っているが、日に日に出てくるお腹のせいで肉もポテトも食べられない毎日。
「昔の俺はワイルドだったのに・・・・」と内心悶々の一面も。

ボビーは元配管業 妻から1年間の執筆活動を許されて自宅で売れない小説を書いてはいても 今では妻が一家の大黒柱になって 娘からもすっかりダメパパのレッテルを貼られてしまう。
妻からも母親からも粗大ゴミ扱いの毎日にストレスはMAX。

ダドリーは運命の恋をずっとみつずけているものの 完全に恋に見放されているパソコンおたく。

そこで、彼らは日常を忘れ、愛車のハーレーで旅に出るが……。

       





 かつては無鉄砲なアウトロー、今や守るものを抱えた週末ライダー。
そんな中年男たちが心の鬱積を爆発させ、バイクの旅に出るコメディ&ロードムービー。
気分はすっかり『イージー・ライダー』の男たちが行く先々ではじけまくる姿が爽快だ。




出演の俳優たちも一度はとんがった役で注目されていたメンバーだ。
『サタデー・ナイト・フィーバー』などでブームを作ったトラボルタが、「夢を諦めきれない」中年男を演じるとは。
また、久しぶりの感があるマリサ・トメイが癒し的存在として好演。
             

同世代の男性から共感されまくりのエンターテイメント作だ。


ある日突然アメリカ横断3200キロのロードトリップの旅に出た4人

行く先々で子供のようにハシャイデみたり いかにも一癖ありそうな、無法者バイカー集団に出会って 危ない大冒険が始まる。



最初から最後までなんだかカッコいい おやじ達って感じ

4人が偶然見つけた 滝つぼで真っ裸で水遊びをしてみたり・・・・

テントを張っての野宿で誤ってテントを丸焼けにしてしまって 4人でシートに包まって寝たり

アメリカの誇大な風景とともに 幾つになっても自由と冒険は楽しめると見ていてウキウキすること間違いなし




そしてラスト伝説のバイカーイージーライダーピーター・フォンダが登場・・・・・・・

         

       
            
              






エンドロールの曲はボンジョヴィ♪ 『LOST HIGHWAY』

     

      

第80回アカデミー賞発表!

2008-02-25 | 映画
第80回 アカデミー賞発表


作品賞・・・・・・ノーカントリー

   




監督賞・・・・・・ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)







     


主演男優賞・・・・・ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)




   
    



  
主演女優賞・・・・・マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)





             
        

助演男優賞・・・・・・・ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)






助演女優賞・・・・・ティルダ・スウィントン(フィクサー)

 

         

脚本賞・・・・JUNO ジュノ

       





脚色賞・・・・ノーカントリー

       


撮影賞・・・・・ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


美術賞・・・・スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師


衣装デザイン賞・・・・エリザベス:ゴールデン・エイジ


メイキャップ賞・・・・エディット・ピアフ 愛の賛歌

視覚効果賞・・・・・ライラの冒険 黄金の羅針盤

録音賞・・・・ボーン・アルティメイタム


音響効果賞・・・・・ボーン・アルティメイタム


作曲賞・・・・・つぐない


アニメーション映画賞・・・・レミーのおいしいレストラン



ドキュメンタリー映画賞(長編)・・・・・「闇」へ

ドキュメンタリー映画賞(短編)・・・・・Freeheld


短編賞(実写)・・・・・Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)



短編賞(アニメーション)・・・・・Peter & the Wolf

名誉賞・・・・・ロバート・ボイル






アメリカン・ギャング・スター

2008-02-04 | 映画
アメリカン・ギャングスター

監督・・・・・リドリー・スコット
主演・・・・・ラッセル・クロー  デンゼル・ワシントン

<ストーリー>
1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。

        

やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。
      
一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。



ギャングにファミリーとくれば、マフィア、すなわちイタリア系という定説を覆して、卓越したビジネス・センスを武器にアフリカ系としては前代未聞の麻薬王の座に登りつめるデンゼル・ワシントン。



対するは麻薬捜査班を指揮するラッセル・クロウ。
実在の人物をモデルに二大オスカー俳優の激突で巨匠リドリー・スコットが描くのはベトナム戦争に疲弊した時代の裏社会版アメリカン・ドリームだ。
立場の違いこそあれインディペンデント・スピリットに富み、地道な努力を決して怠らない気骨ある2人の男が、お互いの組織力と知力を総動員してそれぞれの闘いに挑む姿には単なる犯罪映画の範疇には収まらないダイナミックな面白さがある。

       

賄賂と汚職にまみれたNY警察の中でただ一人 正義を貫きやがては全員を逮捕していく刑事リッチー(ラッセル・クロー)

そして悪徳刑事に賄賂を要求されながらも 次第に汚れた富を築いていくルーカス(デンゼル・ワシントン)

2人の攻防の末 ルーカスは逮捕されるが悪徳警官を彼の証言で一掃するリッチー。  
  

2時間37分の長い映画でしたが 飽きることなく2人の男の生き様が見ていて面白かったです。

最近デンゼル・ワシントンがいい映画に出てなかったので 心配してましたが この映画で安心できました
    
  リドリー・スコット監督