韓ドラ私評
4月17日から6月12日まで韓国SBSとNetflixで同時配信の初の韓国ドラマ
ザ・キング:永遠の君主
今回はこのドラマの感想を遅ればせながら書いてみようと思います。
感想というより期待大を裏切られた私の溜まった想いをぶちまける記事です。
イ・ミンホ ファンの方キム・ウンスク ファンの方イ・ゴン ファンの皆様にこの記事が見つかりませんようにヽ(。>д<)p
さて悪によって開かれた次元の門を閉じるべく現れたパラレルワールドの大韓帝国皇帝イ・ゴンことイ・ミンホ。
1話始まってドラマの展開のわかりにくさったら・・・
1回見ただけでは今の場面は大韓帝国なのか大韓民国なのかがわからない、そしてこの登場人物は今どこにいるの?この人はどっちの人?これはいつの時代?今なの過去なの?
それらを見極めるために2度3度見てやっと1週間後の次回を待つという繰り返し。
そのなわけで視聴率は回を追うごとに下落。
総制作費320億ウォンという巨費を投じて作られたからなのか、イライラするほどウザイスポンサー商品の羅列。
しかもいちいち主役の皇帝イ・ゴンが商品の感想を言わされる。
見ていて気の毒としか言いようがない。
中でも一番多かったのがチキン。
そしてこれ
極めつけはこのフェイシャルエステマシンなるもの
こちらは何と販売価格27万5千円だそうです。
ドラマでも何度となくこのフェンシングのマスク的なマシンを使用する場面が出てきます。
そのほかにもボトルコーヒーあり化粧品あり、キムチありパンありもうCMだらけ。
これまでのドラマではさりげなく登場した商品がキングでは前面にバチッとでます、しかも出演者が必ず商品のアピール。
テウルこと大韓民国の刑事キムゴウンは張り込み中にも関わらず、化粧品売り場で化粧品を購入そのよさを一言言わされてました。
ストーリーのわかりにくさは回を増すごとにひどくなり、それでも辛抱強く見ていた日本の視聴者に6話では強烈な反日パンチ。
イ・ミンホのかっこよさを白の軍服で強調したかったのはわかるとして、なぜここであからさまに日の丸を掲げた日本軍の領海侵犯のストーリーを入れこんだのかが、さっぱりわからないとともに見ていて不快感しかない場面ばっかり。
そりゃ~イミンホの軍服はかっこよかったですけど・・・・
これを見せたかったのなら、普通に軍事訓練の場面でもよかったにあえて、反日。
結局この6話で多くの日本人視聴者はリタイヤ。
悪のイ・リムを追いかけつつ合間にテウルとのラブロマンス♥
そして終わってみれば、あちこちに散りばめられたアイテムは結局放りっぱなし。
テウルが大韓帝国で買った.相思花の種。
これはきっとラスト止まった時間の空間が動きだしたら花が咲き乱れる設定だろうと期待してたのに、特に芽も出ず葉も出ず花も咲かず・・・・
そして何度となく意味深なセリフをつぶやき、意味ありげにヨーヨーを回し大韓民国と大韓帝国に現れる不思議な少年。
結局なんだったのか成長したイケメンがあちこちの場面に出ておしまい。
このドラマで唯一好印象はチョ・ウンソプ君とチョ・ヨンの2役を完璧に演じたウ・ドファンですね。
マジでかっこよかったし演技も最高。
これまで1・2話見て面白くなかったらすぐに次へ行ってたにもかかわらず、最終回までひたすら見てしかも1話を2度3度見て内容を理解しようと頑張ったにもかかわらず終わってみれば、いったいこのドラマは何だったんだと腹立つばかり。
しかも1週間に2話づつの放送が最後になって1話おやすみで、次週持ち越しとなって視聴者無視のTV局のコロナ対策にもイライラ。
そして開かれた次元の門を命をかけて閉じたはずのイゴンはテウルと2人、あっちの世界こっちの世界と自由気ままに出没。
いったい次元の門はどうなった?
彼ら2人のハッピーエンドはいいとしてもこれでいいの?って感じでモヤモヤとした終わり方のドラマでした。
もう2度と見ることはなさそう。
このドラマ出演でイミンホの今後のドラマ出演が難しくならないことを願うばかり。
これからの韓ドラに期待!
好き勝手に書いた私評です、お気を悪くされたら申し訳ありません。