SARAの映画紹介!

映画特に最近は韓国映画を鑑賞中
これまでに見た韓国映画の紹介です。

たまに洋画あります。

THE Queen

2007-04-28 | 映画
THE QUEEN


2,006年  イギリス

監督・・・・・スティーヴン・フリアーズ
主演・・・・・ヘレン・ミレン(エリザベス 2世)
     マイケル・シーン(ブレア首相)
     ジェームス・クロムウェル(エディンバラ公 フィリップ殿下)
     アレックス・ジェニングス(チャールズ皇太子)



ダイアナ皇太子妃が突然の事故で亡くなった日のエリザベス女王の心情。
そして女王の周辺の人々の反応!

国民の感情から かけ離れた反応を見せる女王に対して 国民はダイアナへの悲しみが増すとともに 王室への批判を増大させていく。

就任したばかりのブレア首相は国民からの批判をなんとかしようと女王へ進言する。
そしてその批判の声をなんとかしようと女王は国民へ向けてのメッセージを発表したり葬儀への出席を決意する。   

イギリスとゆう国の国民性 そして王室のありかたなど国民からの支持が最も重要と考える王室にとって女王はもはや過去のプライドだけではいけないことに気づいていく苦悩!
当時のニュース映像を織り交ぜてドキュメンタリー映画のような感じもさせる映画に仕上げてあります。





アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンのエリザベス女王役は違和感なく見ていられました。
この映画ではフィリップ殿下のなんとも嫌味な感じとか チャールズ皇太子のなさけなさも出ていて イギリスがこうゆう映画を作ったところがまさに今のイギリスを象徴しているのかもしれない。   
イギリスは女王がすべての政治的な事にも発言権を持っているところなどは日本と違う所だろう。
そうゆう意味でブレア首相は女王になんとか国民の気持ちを理解してもらおうとするところなどもよく 出ていたと思った。


         






ハンニバル・ライジング

2007-04-23 | 映画
ハンニバル・ライジング


         トマス・ハリス 原作


監督・・・・ピーター・ウエバー
主演・・・・ギャスパー・ウリエル  コン・リー

             


<ストーリー>



1944年リトアニア。名門貴族であるレクター家も、ドイツ侵略の足音におびえながら暮らしていた。
一家は城を捨て、辺境の地へ疎開する。
両親に守られ、レクター家の長男ハンニバルと妹ミーシャは生活を送るが、そんなある日容赦ない戦火が彼らを襲う。
ナチス・ドイツにより、隠れ家としていた山小屋は包囲されてしまうのだ。
一触即発の状況下ドイツ空軍の急降下爆撃機が襲いかかり、銃弾がレクター夫妻の命を奪う。
ハンニバルとミーシャの目の前で。
両親を失い、悲しみに暮れるハンニバルだったが、妹と生き延びるためには自分が立ち直らなければと妹の面倒を見ながら、山小屋での籠城生活を始める。

             


彼が何故 残虐な殺人を起こすようになったのか?   
彼が何故 人の肉を食べるようになったのか?

その謎が一気にこの映画で理解できました。
彼にとって生きる事は復讐だった。    

たった一人の妹を侵入してきた兵士達の底を突いた食料代わりにされた彼!

そして戦争が終わって彼は叔父の家を訪ねる。
そこで叔父はなくなり 叔父の妻である日本人女性レディー・ムラサキ(コン・リー)と出会いそして 彼女と暮らす。

彼はそこで日本人である彼女から日本の精神 武士道を教えられる。

かれは妹ミーシャを食料とした彼らを探し出し そして次々と残虐に殺しそしてその頬肉を食う!
             

夢にうなされ その過去から抜け出せない彼にとって復讐だけが生きる意味だったのかもしれない そんな彼が唯一愛した女性 レディー・ムラサキ そして彼の唯一の理解者であり愛してくれた女性!

だが彼は自分でも知らないうちに 妹の肉を自らも食べていた事を知らされ衝撃を受けるそこからが本当の彼のレクターとしての始まりだったのかもしれない!




それにしても若きレクター役のギャスパー・ウリエルは美男すぎる!
そしてレクターは彼意外には考えられないくらい はまっている 理知的で知性的 そして冷酷な笑いがぞくぞくするほどの魅力で迫ってきます。


      



1991年  【羊たちの沈黙】  

      ジョディー・フォスター



  


2001年  【ハンニバル】     

      ジュリアン・ムーア





2002年   【レッド・ドラゴン】

     エドワード・ノートン










ブラッド・ダイアモンド

2007-04-19 | 映画



監督・・・・エドワード・ズウィック
主演・・・・レオナルド・デカプリオ   ジェイモン・フンスー  ジェニファー・コネリー

          

<ストーリー>

 内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国。
メンデ族の漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は、愛する家族とともにつましいながらも満ち足りた生活を送っていた。

    
自慢の息子を医者にすることが、彼のささやかな夢。
しかし、そんな穏やかな暮らしも、反政府軍RUFの襲撃によってたちまちのうちに崩れ去る。
家族と引き離されたソロモンが連れて行かれたのはダイヤモンドの採掘場。
そこで掘り出されたダイヤがRUFの資金源となっているのだ。
厳しい監視のもとで労働に駆り立てられていたある日、ソロモンは驚くほど大粒のピンク・ダイヤを発見する。

このダイヤがあれば、家族を救い出すことができる。彼は危険を覚悟で監視の目をかいくぐり、ピンク・ダイヤを誰にも知られない場所に隠した。
一方、そのダイヤの密輸を生業にしている男がダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)だ。
自分のしていることが紛争を長引かせ、その結果、多くの命が犠牲になっていることなどお構いなし、それが彼の生き方だった。
ある時、密輸に失敗したアーチャーは、投獄された刑務所で思わぬ話を耳にする。巨大なピンク・ダイヤがどこかに隠されているらしいというのだ。
そして、その場所を知っているのは、ソロモン・バンディーという男だけ。
その刑務所には、政府軍によって捕らえられたRUFの兵士たちとともにソロモンも収監されていたのだ。



 ほどなく釈放されたアーチャ-は、行きつけのバーでアメリカ人ジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)と出会う。
彼女が追いかけているのは、まさにRUFの資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相。

   

アーチャーがダイヤの密売人であることを知ったマディーは彼に情報の提供を求めるが、アーチャーは固く口を閉ざす。
しかし、彼はすぐにマディーの助けが必要となった。
ピンク・ダイヤの隠し場所を聞き出すべく、裏から手を回して釈放させたソロモンは、家族探しに血眼になっている。
そこでアーチャーは、家族探しを手伝う代わりにダイヤを埋めた場所へ案内するようソロモンに持ちかけ、マディーには、情報の提供と引き換えに、ジャーナリストの立場を使ってソロモンの家族を探してくれるよう依頼する。
そして、たどり着いた難民キャンプ。
待ち焦がれていた家族との再会。

しかし、そこに息子の姿はなかった。
この先、危険の渦中に乗り込んで息子を探し出すためには、どうしても助けが必要だ。
ソロモンは覚悟を決め、アーチャーの申し出を受け入れた。
アーチャーは暴力と悪事にまみれたこの暗黒の大陸から抜け出すため、ソロモンは息子の行方を突きとめるため、そしてマディーはアーチャーから決定的な証拠を引き出すために、3人はピンク・ダイヤに向かって過酷な道を進み始めた。






バンディーにとって ダイヤよりも大事なものは家族だった。


彼の家族への愛がダニー・アーチャーの心を変えていく。

そしてバンディーの愛する息子は反政府軍 RUFによって人間性をも無くした 少年兵へと変貌していた。
平気で人を殺す そして父親にさえも銃を向ける 息子!
その息子に父親としてどれほどお前を愛しているか そして母も姉妹達もお前を愛しているかを諭す彼に息子の心も溶けていく。                                                                                        
抱き合う2人 そしてそれを見ていた アーチャーの心もまた 何かが変わっていったのかもしれない・・・・。
迫る追っ手に 傷を負ったアーチャーは自分を犠牲にして 親子を脱出させる。
9歳で父親を殺され 母親もまたレイプした後 殺された彼にとって 1番大事なものはお金であった それが今 そうではないと気づいたとき 彼はその戦場の場から 記者ボウエンに電話をする。
彼が始めて愛した そして最後に愛した 女性!
平和な街で電話を受ける彼女 そして死に瀕している アーチャー 2人が同じ地球上で同じ時間に存在する事の残酷! 

今現在も20万人の少年兵が存在し 内戦で苦しんでいる人々がいる。
あの喜びと富の象徴である 耀くダイヤにあれほど残酷な物語があるとしたら それでもダイヤを欲しがっていいのだろうか?

世界中の女性がダイヤを欲しがらなくなれば ああゆう事もなくなるのだろうか?

華やかな街角のショウーウインドウに飾られた ダイヤのネックレスを見つめる バンディーの目にはそれは 美しいダイヤではなく 血塗るられた ブラッド・ダイヤモンドでしかなかった。

彼は家族との平和な暮らしが戻った時 故郷アフリカの過酷な現状をボーエンと供にセンセーショナルに訴えた!




《自由》
  
   ダニー・アーチャー(レオナルド・デカプリオ)


《家族》



  ソロモン・バンディー(ジェモン・フンスー)


《真実》

  
  マディー・ボーエン  (ジェニファー・コネリー)













ハッピーフィート

2007-04-01 | 映画
 

【ハッピーフィート】

監督・・・・ジョージ・ミラーー

             


<ストーリー>

皇帝ペンギンの国では、卵のふ化が始まった。
最後に生まれたマンブルは、ステップを踏むような独特な歩き方をしている。
母親は個性的とほほえみ、父親は普通じゃないと心配そう。
そんな矢先、求愛に不可欠な「心の歌」が歌えないほどマンブルが音痴なことが判明。
皆と違うという理由から群れを追われたマンブル。
でも、いつもポジティブシンキング。
自分の得意なダンスを認めてくれた別種のペンギンと一緒に、南極大陸に押し寄せた食糧難や環境問題に立ち向かっていく。

        

実写かと思うほどの綺麗な映像でアカデミー賞長編アニメ部門受賞!
ミュージカル仕立てなので歌も満載!
<クイーン><プリンス><スティービーワンダー><フランクシナトラ><エルビス・プレスリー>など 誰もが知っている 思わず躍りだしたくなるヒットソングばかり。        

ペンギン達の毛の質感もまるで本物!

主役の皇帝ペンギン マンブルは他のペンギンと違って歌ではなくタップで自分を表現しようとするが受け入れてもらえない。
他と違う事への偏見 みんなと同じじゃないといけないとゆう画一的な考え これは人間社会への批判!
そして南極のペンギン達の食料不足 そしてその原因は人間達によるゴミ廃棄 と魚の乱獲!

私達への強力なメッセージが盛り込まれた作品です。


           


(声優達も豪華)


  マンブル・・・・・・イライジャ・ウッド
  マンブルの父・・・・ヒュージャックマン
  マンブルの母・・・・ニコール・キッドマン