2001年公開
スタッフ・キャスト
解説
原作は、1999年に大学生のキム・ホシクがパソコン通信の掲示板に書き込んだちょっとヘンな女の子とのデート体験談。
これが人気を呼んで単行本化され、ベストセラーに。
映画も恋愛映画では韓国映画史上歴代第1位の大ヒット。
大学生キョヌが出会った美女は、シナリオライター志望で凶暴でちょっと変わった女の子。
振り回されながらも彼女が好きになるキョヌだったが……。
2001年製作/122分/韓国
あらすじ
性格の優しい大学生のキョヌは夜の地下鉄ホームで美しい“彼女”と出会う。
でもその時“彼女”は泥酔状態。
酔っぱらい女は嫌いだったが、車中で倒れている“彼女”を放っておけず仕方なく介抱してホテルへ運ぶ。
ところがそこに警官がやってきてキョヌは留置場で一晩を過ごすハメに。
翌朝、昨夜の記憶のない“彼女”は怒ってキョヌを電話で呼び出した上、詰問するのだった。
しかし、これがきっかけで、そのルックスとは裏腹にワイルドでしかも凶暴な“彼女”に振り回される、でもキョヌにとっては楽しい日々が始まるのだったが…。
頼りなさと人の良さが全身からにじみ出るチャ・テヒョン。
地獄のようにクールで、同情のカケラもなく吐き捨てるタンカも痺れるチャン・ジヒョン。
ふたりの奇怪な恋愛劇(?)は軽快かつスピーディに綴られていき、そのぶんエピソードも盛りだくさんだ。
夜の動物園でのマヌケな脱走兵との出会いがドラマティックなクライマックスを作りだす「前半戦」、男女の心がいつしか別離へと動き出すときの機微をきわめて冷静に描いて泣かせる「後半戦」
エンディングにはまたもや泣かされてしまうのだから文句は言えません。
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