2014年公開
スタッフ・キャスト
解説
「グエムル 漢江の怪物」「母なる証明」などで知られる韓国の鬼才ポン・ジュノが、欧米のキャストを招き、初めて手がけた英語作品。
再び氷河期へと突入した近未来の地球を舞台に、生き残った人類を乗せて走り続ける列車の中で起こる抗争を描く。
原作はフランスのグラフィックノベル「Le Transperceneige」。
2013年製作/125分/PG12/韓国・アメリカ・フランス合作
あらすじ
2014年、地球温暖化を防止するため78カ国でCW-7と呼ばれる薬品が散布されるが、その結果、地球上は深い雪に覆われ、氷河期が再来してしまう。
それから17年後、氷河期が引き起こされてしまった2031年の地球かろうじて生き延びた人々は「スノーピアサー」と呼ばれる列車の中で暮らし、地球上を移動し続けていた。
列車の前方は一握りの上流階級が支配し、贅沢な生活を送る一方、後方車両には貧しい人々がひしめき、厳しい階層社会が形成されていた。
そんな中、カーティスと名乗る男が自由を求めて反乱を起こし、前方車両を目指すが……。
世界中の路線を1年かけて巡る列車は食料も車内で生産し、少数の富裕層が優雅に暮らす別世界だった。
カーティスたちは驚きと共に怒りを募らせ、先頭車両を目指す。
ミンスの指示で娘のヨナが仕掛けた爆弾によって外部ドアは爆破され、列車はその衝撃によって発生した巨大な雪崩に脱線させられ、崖の下へ落下していく。
カーティスとミンスによってティミーと共に爆発からかばわれ、かろうじて生き残ったヨナは悲しみに暮れるが、大破した列車から臨む雪山の頂にはシロクマが歩いていた。
ヨナたちは列車を離れ、外の世界へ踏み出して行くのだった。
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