こんにちは
現在どこの学校でもデジタル化を推進しており、教科書までも2024年度にデジタル教科書が本格的になるという。
小雨で肌寒い東京です
連休明けのピアノレッスン
新年度で不安な気持ちが見え隠れした
4月だったので、
学校がお休みだったGW明けは
みんなどうかなぁと迎えた昨日、一昨日
心配してたお子さんは、リフレッシュしたようにニコニコ笑顔
五月病かもと自ら申告してくるお子さんがいたり
天気も気温差が大きいので影響されやすい時期ですね
個人レッスンでは、生徒さんが入室し
挨拶をするとすぐに鍵盤に向かうという場面になるのは少ないです。
特に連休明け、長期休みの後などは
「○○ちゃん元気だった?どうしてた?」と近況を話してもらったり、
子どもたちの心を開放してから
「さぁ弾きましょう🎵」という流れになることが多いです。
今朝の新聞の声欄で、共感するものがありました。
現在どこの学校でもデジタル化を推進しており、教科書までも2024年度にデジタル教科書が本格的になるという。
出掛けられない時や急場凌ぎで
オンライン授業を受けるというのは便利で良いものだと思います。
しかし、発達途中の子どもたちの日常にデジタル器機浸け、電波浸けはいかがなものかと不安になります。
実際に大人になってから使っている私には、スマホ、PC画面を見続けていると
目の疲れがひどく、頭痛になってしまうことも多いです
脳神経まで疲労してしまいます
音楽や芸術は配信で充分なんて絶対にありえません
その空間にいて、お互いの存在を感じながら演奏をする、聞くということは本当に心の栄養になるのです。
こんな前時代的なことを言ってたら
置いてけぼりになってしまうかもしれないけど
デジタル難民になってしまうかもしれないけど
人と人の関わり、小さい頃から
個人でのおけいこを積み重ねていくと
その場でのやりとりや、その日の気分での発する音などで、教える方も教わる方も
気持ちの揺れや人間的な情操を受けとり、お互いに育んでいくんだと気づきます。
私たちは、読み書き、算盤、音楽などもただの音符を音に変えるだけのロボットを作っているんじゃないんだから
長く続く自粛期間が改めて
自然回帰になっていくような気がします