ハワイ中毒 旅の記録

旅行記です
ハワイ、オランダ、タリン、ヨーロッパ。。。。

2014 運河の向こう岸

2014-08-26 00:25:00 | ノンジャンル
2014年8月26日(火曜日)

運河の向こう岸に渡った




3年前から、運河を散歩するたびに、向こう岸が気になっていた。
橋もないのでちらりと見える向こう岸は別世界だった。
何があるんだろう?
牧場なのか? 公園なのか?

天涯孤独になった今、向こう岸に渡る決心が着いた。


オランダに来ていつの時だったか、自転車と一緒に船に乗った人がいた。
その人にどこにいくのか?って聞いたら、向こう側だって答えてくれた。

意味がわからなかったが、もう分かる。

あっちの世界に行くには、船に乗るわけだったのだ。

船がいつ来るのかわからないけど、家を出発した。


運河の船着場で立て看板を読んだ。
オランダ語だったけど、全部理解できた。

運河を見渡したら。向こう側に船がいるじゃないか!!

手を挙げて合図した。
そしたら、、、、、   来た来た



乗客は私一人。
1ユーロ払って切符をもらった。



今まで歩いていた風車が向こう岸に見えるのだ。


船頭さんが 「 散歩? 」 って聞くので、 「 むこうの橋まで行ってUターンしてかえってくるんだ 」 って話した。


下船した途端に 草原が広がっていて目を見張った。


おもわず、立ちすくしていたら、
船頭さんが心配そうに私を見ていた。

「 きをつけて~ 」って言われた。
こちらの世界はそんなに怖いところなんですか!!

草原が延々続いて、羊の草原、 馬の草原、牛の草原が広がっていた。


そして、 くさい
                豚の湿地帯





  牛の餌やりで全速力で走る牛の群れをみた

  車椅子搭載の自転車をみた。
  お年寄りが快適に走り去っていった。

  時々見かける家にはトランポリンがあった。
  こっちの世界ではトランポリンは重要だ。


 運河沿いのお庭で、まるで犬を飼っているかのように、羊を2頭飼っているおうちがあった。

    


   困った



紅茶をたくさん飲んできたので、トイレに行きたくなってきちゃった。
あと、3時間はかかる散歩だ、どうしよう。


   
風車だ! 第2の風車が目の前に現れた。 ここにも、あったのか!
    



そして、風車の前にはお墓と葬儀場みたいのがあった。


     
広い墓場を歩いてみた。 
トイレも探した・・・ない・・・・

木々で隠れたところがあるけど、そこでしちゃおうかと思ったくらいだ。

我慢した

ここから先は、トイレに行きたいあまり、写真も撮っていない。

草原や森や林があって、人通りもなく、車も、自転車もほとんど通らないので
そこで、しちゃおうかと何度も考えた。

我慢した


草原の遠く向こうには白いドームが見えている。
後に、地図でしらべたら、それは、RAI駅から5駅先のアリーナだった。

どうやら、わたしはすごい距離を歩いているらしい。

曇り空で、風が吹いて、人通りのない道を、どんどん歩いた。


そして、とうとう橋のある跳ね橋までやってきた。

跳ね橋を渡らず、さらに運河沿いに進むと、そこには、人々が生活している可愛らしい街がある。

カフェに入ってトイレにいくぞ!
っておもったけど、 入れるようなカフェもない。

スーパーやファーストフードのお店はあるけど、トイレはない。

我慢した。


予定はUターンだったが、あと1時間半を我慢できる能力はもはやなかった。


バスだ! バスに乗ろう! フェーンに行こう




運行表を理解し、 171番バスに乗った

  
オランダで初めてバスを経験したのだ。 





道を熟知していたとおり、トラムのOranjebaan 駅を超えてフェーンの街に入り、ショッピングセンターの広場で下車できた。  ナイスな場所だ。


綺麗な50セント有料トイレには、掃除の若いお兄さんが待機している。
おにいさんは、365日女子トイレで使用済み直後のトイレに入ってそうじをしているのだ。

それでいいのか、お兄さん!




すっかり落ち着いたので、ショッピングセンターのなかのアルバートハインで無料紅茶を飲んで休憩
   

カシューナッツやポン菓子を買った。
月末はバーゲンシーズンだな。


その後、私はフェーンから自宅まで歩いて帰るというすごいことをしでかした。


線路沿いじゃなくて、民家の落ち着いた街を歩いた。

アムステルフェーンには ネスレの会社があったなぁ  リコーとか日本の企業の会社もよく見かけるんだ。


夜7時に帰宅。
いつもは、マクドさんの夕食のために時間を気にしていたけれど、今日から一人さ!


   
 夜の大パノラマも今日はしょぼいな


   
 一人夕飯は、冷凍ピザに、チョコパンの残していったバジルソースをたっぷりかけて、
チョコパンが残していったモッツアレラチーズをマルマルたっぷりのせて焼いた。


さて、残すところ あと2日。

今日の散歩は大変良かった、 12キロ歩いた。

   


その頃、日本じゃ、寿司を食べに行っていたようだ。
    

   

   
渡し舟のチケット 1ユーロ



   
渡し舟のチケットの裏に運行の説明