だってママちゃんだもん

猫、旅行、日々の話を写真と共に

年をとっても男心女心は変わらない?

2016-06-05 12:41:00 | 日常
ちょうど1年前、脳しゅようの手術をした母は傷があるため髪の毛を染めることができず真っ白になっていた。

本人はしきりに染めると言っていたが、私達から見ると羨ましいほど綺麗な白髪。
娘も「かっこいい~」と言っていたが、本人は全然気に入らない様子。

「こっちにも色々事情があるんだよ」と言うのだ。
どんな事情?

年末、家へ泊りに来た母が娘に
「あたしさー彼氏ができたんだよ。内緒だよ」と話しているのが聞こえてきた。

なるほど!!。それで、白髪を染めたいって訳か。。

それでも、1度染めたら毎月染めることになるので品も良いしこのままで良いと反対していた。

それが、今月母の所へ行くと、なななんと、ちゃっかり髪の毛が茶色に染まっているではないか。

「何で染めちゃったの?あのままが良かったのに」と弟と口を揃えて母に言った。

「いいじゃん別に染めたって」と言う母。

弟が突然
「あれ?何で仏壇の爺さんの写真が伏せてあるの?」と言って直している。
「え?そんなことになってた?」と言う母に
「こんな事するのはつるちゃんだね」と言うと母は笑っていた。

帰るがけに、次回来るとき化粧水、クレンジング、ファンデーションを持ってくるように言われた。

「何で化粧?ここにいるだけなんだから化粧なんてしなくても言いじゃない」と弟がいうと、

「だって、化粧しろしろってうるさいんだもん」という母。

なんだかなー。。。

帰りの車の中で「まったくさー色ぼけだよ」と呆れ顔で笑う弟。

いくつになっても女は女。男は男なんだなーと可笑しくもあり、それでも楽しく毎日を過ごせるのは良いことなのではないかと思っている。