国立西洋美術館で開催中の、
「ハプスブルグ展」に行ってきました。
チケットはかの有名なベラスケスのマルガリータ皇女。
これが、チケットやチラシで観てると「キリッ」とした皇女さまに見えるんですけど、本物を観ると、口がへの字に結んであるように見えて、なんとなく悲しそうなんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1e/6025e8de60df72c265d10596a5f0ceca.jpg?1579692405)
若くして嫁いで、若いうちに亡くなってしまう、そんな未来を知ってるワケはないんですが。
何かに耐えてるような雰囲気に見えました。
それともう一つ華やかなのがマリー・アントワネットの肖像画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/66/8e2d99c76e4c24ddcdd58b4aa0e0621f.jpg?1579692920)
22〜3歳頃の肖像画で、故郷に送ったものだそうです。
写真はまだない
里帰りはあり得ない
やり取りできるのは手紙だけ。
そんな生活の中で「元気に暮らしてます」というお知らせだったのかな…。
マリー・アントワネットの豪華なドレスや室内の様子もこの頃がいちばん良かったのかもしれませんね。
最後の絵は皇妃エリザベート。
写真が見つかりませんでしたが、物凄い美人で、超絶にスタイルが良かったことは、充分に伝わってきました。
もちろん皇帝や、皇子の絵もたくさんありましたし、皇帝が来ていた甲冑の本物も来ていて見応え十分でした。
1/26日まで開催中。