5月31日の昼休みデモには沢山の方たちの参加がありました。今回も暑い中ですが、みなさん誘い合ってぜひご参加ください。
熱中症で搬送された人が全国で昨年の6月に比べ3倍になり6877人。そして滋賀県でも4倍110人が搬送されそのうち65歳以上の高齢者が57人と半数余りを占めたそうです。
熱中症は室内にいるときに起こりやすいので、水分補給は欠かさないようにといわれていますが
、ただ水を飲んでいれば万事OKということではありません。脱水の予防に必要なのは、水分、糖分(ブドウ糖)、塩分の補給! そこで役立つのが、東北大震災のあとに作られた、「経口補水塩」を飲用するように呼びかけるポスターです。
作り方はいたって簡単! ポスターによると、砂糖(40g)と塩(3g)をコップの水(1L)に入れるだけ。ぜひ試して飲用してみましょう。
7月のグラウンドゴルフの例会をあまり熱くない時期にと7月4日に行いました。
梅雨のさなかであり、天気予報では雨と言う予報でしたが何と言う幸運でしょうか、雨は降らず
曇りがちで時折薄日が差し、木々の間から爽やかな風が吹き気持ちよくプレイが出来ました。
雨と言う予報でお客さんも少なくて、昼食をはさんでいつもより多くのラウンドを楽しく行いました。
以下の写真は熱戦の様子です。
全日本年金者組合は7月1日、「社会保障と税の一体改革成案」についての「声明」を発表しました。
声明文は次の通りです。
「社会保障と税の一体改革」による社会保障改悪と
消費税増税に反対する声明
去る6月30日政府は、「社会保障と税の一体改革成案」(以下「成案」という)を決定しました。
これは、社会保障を改悪する上に消費税増税をはかるものであり、強く反対し抗議するものです。
「成案」は、「社会保障安定財源」を「消費税を主たる財源」とするとし、消費税を「社会保障目的税」とすることをうたい、
「まずは、2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げ」るとしています。
これは、当面の5%増税にとどまらず、際限のない消費税増税を意図したものにほかなりません。
消費税は、食糧などの生活必需品、つまり生活費に課税し庶民を苦しめる、社会保障財源に最もふさわしくない税制です。
同時に、中小企業・業者の営業を脅かす一方、輸出大企業には莫大な還付金をもたらす最悪の不公平税制です。
社会保障財源は、応能負担の税制をはじめとする「所得再分配」によって確保すべきものです。
消費税増税は、何としても阻止しなければなりません。
また、「成案」の「社会保障改革」は、「自助」「共助」を強調し、憲法25条がうたう国の責任を放棄し、不十分な「貧困・格差対策」と引き換えに「給付の重点化・制度運営の効率化」を名目に重大な負担増と給付の引き下げを打出しています。
年金の「現行制度の改善」では、「年金財政持続可能性の確保」のためとして年金の支給開始年齢の引き上げと「デフレ経済下」での「マクロ経済スライド」適用を打出しました。
今でも国民年金(老齢基礎年金)支給開始年齢の65歳を待ちきれず繰り上げ支給を選択し、低い年金額をさらに低下させている高齢者が少なくありません。
さらなる引き下げなど許されません。
「デフレ経済下」での「マクロ経済スライド」適用は、「物価スライド」・「賃金スライド」による年金引下げに、少子化・長寿化による年金引下げを加えるものです。
2004年「改革」で「100年安心」と宣伝された年金財政維持を困難にしたのは、先進国で唯一の長期にわたる賃金低下のためです。
年金財政維持は、際限のない年金切り下げでなく、賃金を引上げ内需拡大の経済運営で図るべきです。
全日本年金者組合は、社会保障の改悪と消費税増税をはかる「社会保障と税の一体改革成案」に反対し、社会保障の改善に向けて全力で奮闘するものです。
2011年7月1日
全日本年金者組合 中央執行委員長 篠塚多助