癌の為入退院を繰り返す友人が入院のたびに持って行くと言っていた本を貸してくれた。
「年金者組合の人たちは、その名称が示すように高齢者の集まりといってよく、これらの人たちは栄誉も見返りも求めることなく、自らの信念に生き続けているすばらしい人たちばかりです。」と本の中で紹介され「ひとりぼっちの高齢者をつくらない」「活動三分、楽しみ七分」の合言葉のことも書かれています。
「すさまじい競争原理に晒された現代社会では老人はどんどんお荷物になり、暗くて重い老後を過ごさざるを得ません。老いを押しつぶそうとするこの競争原理は決して副次的な小さな問題でなく、むしろ本質的な課題だと思いま。」p188より
まだ読んでおられない方は是非ご一読を!