日本高齢者大会は、「老人医療無料制度から有料化へ」などをきっかけに1985年、京都市で「予備大会」が開かれ、1987年に同じ京都市で、第1回大会が開かれました。
このあと毎年秋、各地を巡回、「運動の種」をまきながら、今年で27回目を迎えます。
日本の高齢期運動は、6つの「国民共通課題」をかかげています。
①高齢者問題は全世代の課題
②地域での連帯づくり
③社会保障制度の拡大
④広範な団体との連携
⑤日本国憲法を政府施策と生活に生かす
⑥国連や世界各国と共同・連帯。
記念講演「老人漂流社会・・・このまちでくらしたい」
NHK報道局チーフ・プロデューサー 板垣淑子さん
~プロフィール~
1970年生まれ。東北大学法学部卒業後、1994年NHK入局。報道局制作センター(首都圏ネットワーク、衛星放送)、仙台局、報道局制作センター(おはよう日本、番組部)、スペシャル番組センターを経て、現在入局19年。
これまでの主な担当番組は、NHKスペシャル「エイズ感染爆発をどう防ぐのか(2003年放送)」、「同調査報告 日本道路公団(2004年)」、同ワーキングプア~働いても、働いても豊かになれない(2006年)」ではギャラクシー賞大賞受賞、NHKスペシャル「無縁社会~“無縁死”3万2千人の衝撃~」では、菊池寛賞を受賞。現在、NHK報道局チーフ・プロデューサー。
今年1月20日、NHKスペシャル「老人漂流社会~終の住処はどこに~」が報道されました。
「悲しくて思わず涙が止まらなかった」「他人事とは思えない、老後を迎えるまえに何ができるのか・・・」など、テレビを見た方からは衝撃を隠せない感想が多数出されています。
いま実際に起きている事をしっかりと受け止め、これから私たちが何をしていかなければならないのかを共に学び、実践していきましょう!
老人漂流社会~終の住処はどこに~
記事と動画は( 第27回日本高齢者大会in三重 ←クリック)よりお借りしました。