こんにちは!年金者組合南大津支部です。

高齢者が安心して暮らせる社会を!

第27回日本高齢者大会in三重 ・ 記念講演「老人漂流社会・・・このまちでくらしたい」

2013-06-28 | ニュース

日本高齢者大会は、「老人医療無料制度から有料化へ」などをきっかけに1985年、京都市で「予備大会」が開かれ、1987年に同じ京都市で、第1回大会が開かれました。
このあと毎年秋、各地を巡回、「運動の種」をまきながら、今年で27回目を迎えます。
日本の高齢期運動は、6つの「国民共通課題」をかかげています。
①高齢者問題は全世代の課題
②地域での連帯づくり
③社会保障制度の拡大
④広範な団体との連携
⑤日本国憲法を政府施策と生活に生かす
⑥国連や世界各国と共同・連帯。

記念講演「老人漂流社会・・・このまちでくらしたい」
NHK報道局チーフ・プロデューサー 板垣淑子さん

~プロフィール~
1970年生まれ。東北大学法学部卒業後、1994年NHK入局。報道局制作センター(首都圏ネットワーク、衛星放送)、仙台局、報道局制作センター(おはよう日本、番組部)、スペシャル番組センターを経て、現在入局19年。
これまでの主な担当番組は、NHKスペシャル「エイズ感染爆発をどう防ぐのか(2003年放送)」、「同調査報告 日本道路公団(2004年)」、同ワーキングプア~働いても、働いても豊かになれない(2006年)」ではギャラクシー賞大賞受賞、NHKスペシャル「無縁社会~“無縁死”3万2千人の衝撃~」では、菊池寛賞を受賞。現在、NHK報道局チーフ・プロデューサー。

今年1月20日、NHKスペシャル「老人漂流社会~終の住処はどこに~」が報道されました。
「悲しくて思わず涙が止まらなかった」「他人事とは思えない、老後を迎えるまえに何ができるのか・・・」など、テレビを見た方からは衝撃を隠せない感想が多数出されています。
いま実際に起きている事をしっかりと受け止め、これから私たちが何をしていかなければならないのかを共に学び、実践していきましょう!

 老人漂流社会~終の住処はどこに~

 

 

記事と動画は( 第27回日本高齢者大会in三重 ←クリック)よりお借りしました。


5府県を巡るJR大周りの旅

2013-06-25 | 写真

支部主催の6月の行事、JRで行く5府県を巡る140円の旅に行って来ました。

JR瀬田駅に集合した19名の組合員は140円の切符を買い草津線経由柘植から加茂、大和路線で大阪まで

大阪でコーヒータイムと少し遅い昼食を取り石山駅に辿り着きました。

草津から草津線に、平日でもあり、かなり空いていてしばらくすると、あっちこっで宴会が始まり

にぎやかに談笑。約45分で柘植駅に到着。乗り換え時間は2分、先回りして乗務員に「年金組合の年寄りの団体ですので少しまってください。」とお願いし乗務員も快く「いいですよ」と。

これがローカルのいいところ。

柘植駅から加茂駅までは電化してなくてディーゼルカー1両。なんとか全員座れた。此の間加茂駅までが最高の景色新緑を充分味わいました。

車内風景です。

新緑が綺麗です

まっすぐに伸びた鉄路

島ヶ原駅

木津川を望む


生活保護基準額引下げによる影響

2013-06-21 | ニュース

生活保護費の基準額が8月から段階的に引き下げられ最大10%の大幅減額になるという。

これまでも年金受給者から「生活保護基準額よりも低い年金では食べていけない。」という声が聞かれたが、芸能人の身内の生活保護パッシング以降 生活保護受給の人たちへの目はより厳しくなり、不正受給者をなくすため一般市民が受給者への生活行動をチェックし行政に通報するという条例まで作った地域もあるとか。

「遠くの親戚より近くの他人」を信頼し、今こそ地域ぐるみで絆を深めていこうという時なのにと何とも寂しい気になった。

不正受給は生活保護費全体の0.5% で不正額は173億円。生活保護費そのものは社会保障費全体の3.5%という。

不正は確かによくないが、頑張って職を探しているのにどうしても見つからない人や、病気で働けなくなった人達でほとんどの人達がまじめな人だというのに、このような状態が続けば本当に必要な人が受給しにくくなるといわれている。

生活保護を受けていない人も学校に子供を行かせている世帯で「就学援助」を受けている家庭は今、給食費や修学旅行費などが支援されているが、この対象者は生活保護基準額を目安に決められている自治体が多い。

生活保護の基準額は経済的余裕がない人を支援する様々な制度の目安となっており国民年金保険料、保育料の免除、介護保険の利用者負担の軽減等など他にも38項目もあるというから生活保護の基準額引下げは受給者だけの問題ではないということを知らなければならない。

追記 

今朝(22日)共産党の志位さんのツイッターに以下のようなことがつぶやかれていました。

 参院で攻防となっている、生活保護の申請者を窓口で追い返す「水際作戦」の合法化をはかる法改悪は許せぬ。もともと自公政権提出の改悪案の原型は民主党政権がつくったものだ。みんな、維新、生活も、賛成の立場だ。最も立場の弱い人々を蔑ろにする政治は、すべての国民を蔑ろにする政治となる