24日 におの浜 光荘で福島県前双葉町長の井戸川克隆さんの緊急講演がありました。会場は200人を超える人たちで埋まりました。
実際に原発事故にあわれた方だけしかわからないであろう辛さや悲しさ悔しさが淡々と話される井戸川前町長の話からひしひしと伝わってきました。まして町の責任者だった方の苦しさ、怒りは計り知れないものでしょう。
仮設住宅に入られた町民が「いつまでここに居なければばならないのか、死ぬときは自分の家で死にたい」と涙をこぼして訴えられた。皆さんも人災であるこの事故を自分のこととしてしっかり受け止め、一緒に考え行動していって欲しいと訴えられました。
また、「私がここで話したことはこれまでも殆どテレビや新聞に報道されない。国や東電は真実を隠そうとしている。」とも話されました。
「原発 今すぐ廃炉に」 前双葉町長、大津で講演←クリック
講演の中で万が一の事故の時に備えて事前に避難指示に対する事柄について内容証明で首長などに送っておくことや、全国どこでも放射能健康診断を受けられるよう(今は福島だけしか受けられない)その署名運動をし、実現できるようしていきたいと語られた。