年金者組合南大津支部組合員のMさんたちが主催されている会のブログ いのちとびわ湖を放射能から守る輪← より再掲させて頂きました。
第238回キンカンは、5月12日25名の参加で、JR膳所駅から関電滋賀支店前まで。「高浜原発動かすな」などをコールしながらパレードしました。
憲法9条改悪策動や治安維持法の現代版といわれる共謀法策定などの暴走を続ける安倍内閣のもと、原発問題でも関西電力が高浜原発3・4号機の再稼働をすすめようとしています。
関電は今年1月、クレーンをマニュアル通りに設置していなかったために、折からの強風で核燃料を保管してある建屋を直撃したというとんでもない事故を起こしています。このような会社に原発を動かす資格や能力はありません。関電に高浜原発再稼働を認めないとの声をあげようではありませんか。
ところで4月21日、安倍内閣は「弾道ミサイル落下時の行動について」を公表し、国民に対し「屋外にいる場合はできる限り頑丈な建物に避難すること」などと呼びかけました。滋賀県では、県下の学校において児童生徒を集め、政府の呼びかけをそのまま伝えました。ある子どもは、「戦争が起る」と泣きだす子もいたということです。
この問題について、脱原発弁護団全国連絡会が、「ミサイル攻撃の恐れに対し原発の運転停止を求める声明」を5月2日付で出しています。
声明では、「追い詰められた北朝鮮が本気で日本をミサイル攻撃しようと考えれば、第一に狙われるのは在日米軍基地であり、第二に狙われるのは原子力発電所であろうと言われている」と指摘した後、「しかるに、現時点でテロ対策の設備が完成している原発は一つもない」。それどころか「川内1,2号機、伊方3号機は今も運転中であり、玄海3,4号機、高浜3,4号機は再稼働への準備を着々と進めている」としたうえで、次の対策を求めています。
①現在運転中の原発を所有している原発事業者は、運転を直ちに停止すること。そして政府が日本へのミサイル着弾の恐れがなくなったと表明するまで再 稼働しないこと。
②現在、再稼働準備中の原発を所有している原発事業者は、政府が日本へのミサイル着弾の恐れがなくなったことを表明するまで、その原発を再稼働しないこと。
③政府及び原子力規制委員会は、原発事業者に対し、①,②のとおり指示すること。
なお、次回は5月19日(金)18時から、関電滋賀支店前です。よろしく。