落花生「おおまさりネオ」が発芽してきました。
千葉県が育成した「おおまさり」は極めて大莢で甘みもあり、食味の良いゆで落花生用の
品種ですが、大株で栽培しずらく病気にも弱いなどの短所がありました。
そこで、千葉県は「おおまさり」の後継品種として、株がコンパクトで病気にも強い
栽培しやすい「おおまさりネオ」を育成し、平成29年に品種登録を出願しました。
昨年度より一般販売が開始され、その特徴は
(1) 草型が立性で「おおまさり」より分岐が短くコンパクトな草姿で、株間30cm
条間45cmで栽培できる。
(2) 「おおまさり」より白絹病や茎腐病に強い。
(3) 莢の大きさ、収量は「おおまさり」並み。
なお、「おおまさりネオ」の種豆は大手種苗店で販売しております。
また、この種子は農水省で海外持ち出し禁止となっております。