9月後半に入ったと言うのに、久留米は38度の予報。
まったく以て、バカげた暑さである。
こんな日は逃げ出すに限る。
逃げ出した先は天山。
登山口の気温は26度だ。
思惑通り、実に快適な気温だったのだが・・・
さっそくツルニンジン(ジイソブ)みっけ。
アキノタムラソウ
シュウブンソウ
ヤマホトトギス
ホソバノシュロソウ
ヒメアザミ
シギンカラマツ
山頂に到着した頃には、二人とも汗びっしょりである。
果たしてこれが、真っ当な避暑と言えるのだろうか?
「本当やん。」(家内)
「余計なこと考えるな。行くぞ。」(私)
二人の周りに漂う疑念を手で払いのけ、初秋の稜線歩き開始である。
サイヨウシャジン
ホソバノヤマハハコ
そして毎年のお目当て、
タンナトリカブトだ。
まだ殆どが蕾だが、この二株だけは辛うじて咲いていてくれた。
ジリジリと照りつける太陽に、身を焦がしながら歩く。
キュウシュウコゴメグサ
モウセンゴケ
高々と実をつけている。
マツムシソウ
ツルリンドウ
リンドウはまだ蕾。
暑い暑いと言いながらも、稜線は秋へと衣替え中である。
下山後、少し周辺を歩いてみた。
レイジンソウだ。
ツリフネソウ
アケボノソウ
キバナアキギリ
この後は、例によってあの湿原である。
そこで思わぬご褒美が・・・
続く