私にとって、裏山とも言うべき明星山。
どういう訳か、一年間のご無沙汰である。
ロープ場から始まる登山口。
雨上がりの登山道を、沢蟹がカサカサと横切って行く。
登山道の各所には、木々の名と花期が記された札が括り付けられている。
この山を愛する有志によるものだ。
ボロボロの木
ベニツチカメムシの幼虫は、この実しか食べない。
以前はよく見かけていたが、思えばここ4年、とんと見ていない。
(↑2020年5月17日 明星山にて)
この山のどこかにいる筈だが。
「あった!」(家内)
ヤツが指差す所にあったのは、
これである。
ヤツが珍しくこの山に登ると言ったのは、この花が目的だったのだ。
「一年ぶりに拝めた。」(家内)
「それはよかった。」(私)
地味すぎる蘭だが、年1回は見ないと気がすまないらしい。
中には実になっているのも。
頂上直下の急登
着いたぜ。
このロケーションも一年ぶりだ。
昼飯を食ったら、カメムシ捜索だ。