先月の新聞報道で、小郡の溜池に、コウノトリが時々来ている事を知った。
早速、その池に訪れた私達ではあったが、
その時間にやって来るのか、来ないのか、それはコウノトリが知るのみ。
当然と言うべきか、その姿を拝む事は叶わなかった。
以来、何度も訪問を重ねるも、悉く空振りに終わり、未だに願いは叶ってはいない。
「そろそろ、兵庫に戻ってしまうぞ。どうせ無駄足になるやろけど、最後にもう一回だけ行くぞ。」
最後の最後と、半ばやけっぱちで車を走らせた。
ところがしかしである。
なんと!
「さささ、3匹おるやん!」(私)
「おっちゃん、落ち着け。それを言うなら3羽。」(家内)
ドヒャー!
兵庫県豊岡から飛来してきた個体である事は、足の識別リングで確認されている。
鴨は比較的近くまで近寄る事もあるが、鷺や鵜は何故か一定の距離を保っている。
背後を通過するのは甘木鉄道。
以下、画像のみを掲載する。
興奮気味のギャラリー。
ラッキー!
やけっぱちでも、来てよかった。
広い広い筑紫平野には、無数と言っていい田んぼや沼沢がある。
お気に入りの場所は、何カ所もあるに違いない。
よくぞこの時間、この池にいてくれたものだ。