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Tシャツとサンダルの候

花咲く山のとある懸念


明星山の桜はどうだろう?

そろそろ咲いている頃合いだが。



今日は久しぶりに、明星山から白金山を縦走である。




炭焼き小屋跡を通過。




長い木段をえっちらと登ると、




山頂直下、明星平に到着だ。




数本の河津桜が花を咲かせていた。







この空間にいるのは私だけ。

なんと贅沢な花見だろう。

ビールの一本ぐらい、持ってくりゃ良かった。



桜を楽しんだら、白金山方向へ縦走だ。




ズンズンと進んで行く。



遠くの木陰から、人工的な色彩が目に飛び込んできた。


何?

車?




ありゃりゃ!

縦走路が工事されている。

どうやら伐採した木材を、ここから搬送するようだ。

問題なのは、拡幅されて削られた路傍の一部は、あれの自生地だったのだ。



山の持ち主が、手間暇かけて育ててきた杉林。

時期が来たなら、それを伐採をするのは当然である。

山歩きをしている私らは、言ってみれば、人んちの庭を勝手に歩いているようなものだ。

異を唱える筋合いなど、1ミクロンも無いのは分かってる。


分かってはいるが、


選りにもよって、こことは・・・



白金山到着。

しばらくご無沙汰している間に、そこにはなんと、鯉のぼりが泳いでいた。



この山の愛好家たちの熱量は高い。

日々、山頂の景色に新しいアイテムが増えて行く。


タラの木に続いて、山桜とドウダンツツジか。




山頂南斜面には、早咲きの桜が満開だ。

山の所有者の許可は取っているとは聞いているが、無論これも、愛好会が植樹したものだ。


何桜だろうか?



ここでも、山頂独占である。

暫くぼんやりと桜を眺めていると、

何やらガヤガヤと賑やかな話し声が近付いてきた。

どうやら団体のようだ。



さてと、

そろそろ、戻るとするかな。



縦走路の件、心配である。

ただでさえ去年、数を減らしていたのに、大ピンチだ。

願わくは、あれ以上削られない様、祈るのみである。

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