10月8日
今日から山形である。
朝一番から、山寺こと立石寺に来ている。
駐車場に車を停め、料金を支払っていると、
「へー、久留米?チェッカーズとか松田聖子の?」
「ま、まあ。」
「柳川も久留米でしょ。川下りとかすんのかな?」
「久留米と柳川はそれぞれ違う市たい。20km以上離れとる。柳川に失礼かばい。」
「へえー。ところで福大出身のレポーターが、こっちのテレビに出てるけど、知ってるでしょ?」
「知っとる訳なかろうもん!!」
お喋りなジーサンを振り切るのに、のっけから苦労する。
門前町を暫く行くと、
山寺の石段が始まる。
根本中堂(国指定重要文化財)
『名物ちからこんにゃくを食うべし』
そうガイドブックにある。
「オバサン、一つ頂戴。」
「どこから?まあ久留米。松田聖子とか、ほれチェッカーズの・・・」
山形人は、底抜けにお喋りである。
山門をくぐると、
四寸道と呼ばれる石段が続く。
開山慈覚大師のなんたら石と、団体のガイドの声が聞こえてきた。
芭蕉せみ塚
閑さや 岩にしみいる 蝉の声
この、あまりにも有名な句は、この寺の情景を詠んだもの。
その句の短冊が、この塚の下に埋まっているとの事。
弥陀洞
仁王門
修行の岩場
転落する修行僧も多かったんだそう。
開山堂と納経堂
この納経堂が、山寺の中では一番古いんだとか。
五大堂
まるで、空中楼閣である。
胎内堂
通行禁止である。
三重小塔(国指定重要文化財)
奥の院
ここからは、来た道を引き返す。
肝心なのは、駐車場のジーサンに捕まらない事。
着いたら、脇目も振らずに車に乗り込み、電光石火で発進するのみだ。
ドピューーン
将棋で有名な天童市がすぐ近くである。
中は撮影禁止。
将棋の歴史や、名品と言われる将棋の駒の展示がある。
そして、
藤井聡太の扇子ゲットー!
欲しかったんだ!
はな駒荘
65歳以上は250円!この旅最安値である。
ねぐらは道の駅天童温泉
これまた巨大道の駅である。d
走行距離112km 累積走行距離2472km