南阿蘇から一路北上。
久住は直入へとやって来た。
先ずはいつもの豆腐屋さんで、あれやこれやとお買い物。
ついでに、
「アズマイチゲは咲いとるね?」
「咲いとりますよ。バッテン、曇っとるけんね。開いとらんよ。」
「あちゃー、ほんなごつ(本当)ね。」
ほんなごつである。
直入のスプリング・エフェメラルは、お昼寝中だそうだ。
『起きろー!』と叫んでも目を覚ましてくれる筈も無く、
「しゃーない。神社に行くぞ。」
籾山八幡社
苔むす石段を登りきると、
ひっそりと社殿が鎮座している。
ここは物部神社である。
私が考える男大迹王と物部麁鹿火によるあのクーデターは・・・
長くなる。
この話は、またの機会に譲りたい。
参拝を済ませたら、いつもの広場へ。
広場一面に、福寿草の黄金色が広がっている。
ヤマルリソウ
アマナ
そして、気になるあれは・・・
やっぱりお眠のようだ。
ユキワリイチゲ
「また日を改めるか。」
「帰ろうかね。」
帰路
くじゅうでは、あちらこちらで野焼きが始まった。
くじゅうに春がやって来た。