私にとって、裏山ともいえる明星山。
ところがこの3ヶ月、とんとご無沙汰である。
何故かと言うと、
梅雨から夏場にかけてのこの山は、至る所に張り巡らされた、蜘蛛の巣が凄まじく、
たちどころに、モスラの糸攻撃に晒されたゴジラ状態になってしまうからだ。

9月も後半になり、すっかり涼しくなった事だし、そろそろ蜘蛛の巣も影を潜めているだろう。

今回の山登りには、ある目的がある。

先日買ったばかりのトレッキングシューズの試運転である。

前日の雨で濡れて滑りやすくなった石も、しっかりグリップ。
いい感じだ。

急勾配の登り。
新しい靴は今までのものより、よりガッチリと足首を保定してくれている感じだ。
その為、今までの様な靴紐の締め込み方では、足首が曲げにくく、少し登りづらいようだ。
登りの場合、若干の靴紐の調整が必要のようだ。
うあっち!
ペッペ
蜘蛛の巣がまだ蔓延ってやがったぜ。

長い木段。
全く問題なし。

頂上到着。

靴紐の締め具合さえ解れば、登りは言う事無しだ。
下りはどうだろう。

では降りるとするか。
登山道の脇には、竹筒で作られた明星山の看板が。
こんなの3か月前までは無かったぞ。
この山は、いつも何かしらのアイテムが増えていく山なのだ。
明星山愛好家達の情熱は、留まるところを知らない。

急傾斜の下りに差し掛かった。
靴内で足がずれてつま先が靴に当たる事もなく、抜群に安定感がある。
結論
まだまだ蜘蛛の巣は、あちらこちらに……
じゃなくて、
結論としては、
登りも下りも実に歩きやすく、滑りやすい所ではしっかりグリップしてくれる。
足へのフィット感も今までの靴より、良いのではなかろうか。
上出来と言っていいだろう。