土曜日、
久留米地方は、雷を伴う激しい雨に見舞われた。
この日は、久留米観測史上最大の降雨量との事で、浸水被害に遭った地域も見られたようだ。
私どもはと言えば、幸い、我が家とその周辺も含め、何の問題もなかった事を報告しておきたい。
それはそうと、
よりにもよってこんな日の前日から、珍しく福岡の娘が帰ってきている。
夕方、
「そろそろ福岡へ帰ろうかな。」(娘)
と言う。
「ふーん。」(私)
一旦降りやんだこの雨も、夕方からは、また激しくなるようだ。
少し不憫ではないか。
「送っちゃる。ついでにアパートの近くで飯でも食おうか。」
ブイ~~~~~~ン
娘の住む町へと到着。
こんな土砂降りに、置き忘れられた傘が虚しい。
娘の案内で、狭い路地を通り、居酒屋を探す。
というか、この界隈は居酒屋さんだらけと言って良い。
どの店にするか、悩んじゃうぜ。
「餃子食べようか。」(娘)
「いいね。」(私)
では。
あ、言い忘れてたけど、家内も一緒である。
今夜は、ハンドルキーパー付きなのだ。
思う存分飲めるぜ。
「あ"-!!」(家内)
ちょっとだけ飲むかな。
「ヤキギョザアルヨ。」
中国訛りの店員が運んできたのは、ボリューム満点の餃子だった。
博多一口餃子をイメージしていただけに、ちょっと戸惑ってしまった。
でも、
これはこれで、好きアルネ。
頂きまーす。
美味し。
肉汁たっぷりアルヨ。
餃子と言うより、小籠包に近いね。
「ミズギョザオマタセマイタ~。」
のど越しツルリンである。
おいしゅうございました。
そして、お腹いっぱいになりました。
娘よ。
また送ってやるけん、3~4軒店を開拓しておいてくれ。