酷暑の下界を逃れ、またもやこの湿原である。
標高700mに位置する樫原湿原。
さすがに涼しい。
あらまあ、サギソウじゃん。
サギソウにはまだ早いかと、さほど期待していなかったけど、
慌てん坊が数羽、もう白い羽を広げていた。
湿原では、コオニユリや、
キスゲが目立ってきた。
食虫植物の代表選手モウセンゴケ。
こちらは赤花である。
そして、今回のお目当ての・・・
咲いてた、咲いてた。
イヌタヌキモだ。
これも食虫植物である。
10数メートル先に、1~2cmのかわいい黄色い花を咲かせていた。
最大ズームでパシャリ。
撮影時にはまったく気づかなかったが、パソコンで拡大たら、なんとトンボが止まっていた。
写っているのは、クロイトトンボかな?
木道を進むと、スコープを覗いて、もっと小さな花を観察しているグループがいた。
何食わぬ顔をして、ダンボの耳になり、話を聞きながら撮ったのがこれだ。
ホザキノミミカキグサ
これでも、補中嚢を持つ食虫植物らしい。
花の大きさと言えば、数ミリしかない。
遠いのと小さ過ぎる事で、何ともお粗末な画像だが、これが精一杯である。
あー、800mm欲しい!
コバノギボウシ
トンボソウ
ヌマトラノオ
カキラン
数輪だけが残っていてくれた。
カワラナデシコ
偶然撮れたクロイトトンボを初め、湿原は相変わらず蜻蛉天国である。
ハッチョウトンボや、
キイトトンボは至る所に。
ハグロトンボ
ハラビロトンボ
シオカラトンボ
おっと失礼!
最中でありましたか。
子孫繁栄を祈る!