久留米百年公園の桜が見頃だと聞く。
天気もいいし、散歩がてら、ちょいと行ってみるかな。
自宅から20分程歩いて行くと、筑後川支流の高良川にぶち当たる。
土手沿いを歩いて行けば、百年公園まで、信号や車にほとんど邪魔される事は無い。
いつの間にか、アザミが咲く季節になっている。
あの橋をくぐると、
そら、見えてきた。
百年公園のソメイヨシノだ。
正に満開である。
晴天の日曜日である。
例年であれば、多くの人出で賑わっている筈だが、今は閑散としたものだ。
久留米ツツジは、そろそろ見頃を迎えようとしている。
公園を離れ、再び土手に降りる。
やがて高良川は筑後川と合流する。
合流点だ。
鉄橋は筑後川にかかる宮の陣橋。
筑紫次郎こと筑後川。
もう少し歩いてみるかな。
河原を覆いつくすダイコンの花。
耳納連山を仰ぎ見ながら、テクテク歩く。
遠くに、新神代橋が見えてきた。
橋脚の隙間から見えるのは、解体中の旧神代橋である。
旧神代橋の両端は既に解体済みで、無くなってしまっているようだ。
?
そんなことをしたら、川の真ん中の部分まで重機が辿り着けないじゃないか。
どうやって解体を?
遠くでよく見えん。
このままでは、夜も眠れなくなる恐れが出てきた。
あそこまで行くしかない。
あ、なるほどね。
クレーンの足場を伸ばしながら、順次解体していくわけね。
でも作業員はどうやって橋の上に?
謎が謎呼ぶ解体現場である。
工事関係者が近くにいたなら、直に聞きてみたいところだが、対岸に数人の人影が見えるばかり。
ま、いいや。
そんな事より、腹が減ってきた。
そろそろ、家に戻らないと。
またいつか、謎の解明にここに来る事を心に期して、折り返す事にする。
帰り道は、右手前方に九千部山と脊振山を見ながら歩く。
結局、3時間以上の散歩となってしまった。
次回はチャリでもいいな。