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Tシャツとサンダルの候

旅の前の山登り


今月下旬から、久しぶりに車旅を考えている。

例によって、一人旅になる。

場所は東北方面。

期間は2週間からひと月、もしくは・・・

要するに、今のところ自分でも分らない。

いずれにせよ、


「こっちにいるうちに、天山に登っとこうかな。あれ咲いとるやろし。」

「行く。」



天山上宮登山口。

ここからのアプローチは初めてである。

車を降りるとそこには、絶好のロケーションが広がっていた。

佐賀平野に有明海、そして、彼方に浮かぶ山影は雲仙普賢岳。



目を転じて、足元を見れば彼岸花。

そういや、もうすぐお彼岸だよ。



では、出発。

もうすぐ彼岸というのに、何たる暑さだ。

10歩で、汗が噴き出てくる。



しばらくは、木々が生い茂るつづら折れが続く。




ふいに空が開けると、




山頂だ。




いつもの稜線を行く。

七曲がり方向から来た、トレラン二人組が颯爽と走り去っていく。

この暑さの中、元気なものである。



ツマグロヒョウモン




キアゲハ


登山道、稜線を通じ、天山にはヒヨドリバナが多く、

(ひょっとしたらアサギマダラも)

そんな期待も抱いたが、残念ながら目にする事は出来なかった。



適当なところで稜線を折り返す。

その後、再び天山頂上に戻り、今度は雨山へ。



天山と雨山との鞍部に下りたら、再び登り返す。


ゼヒー、ゼヒー


息が上がってきた頃、



雨山到着である。




暑い暑いと騒いではいるが、山はすっかり秋の装いである。



最後に、

今回の山登りのお目当てを、まとめて掲載する。



まずはこれだ。

タンナトリカブト



数カ所あるトリカブトポイントのうち、一箇所だけに開花が見られた。

トリカブトだけに、全体的に毒性が強く・・・



「お、お前!左手に当たっとるやんか。」

「分っとる!」

「分っとるなら、離れんか!!」


この後すぐに山飯タイムなのに、何たる不用心さだ。

そもそも、花に当たるほど近づく必要があるのだろうか。


「濡れティッシュ持ってきとる。ちゃんと拭くけんよか!」



シギンカラマツ







キュウシュウコゴメグサ







モウセンゴケ




ツルリンドウ




マツムシソウは稜線のあちらこちらに。







ムラサキセンブリ




小さな蕾が顔を出そうとしている。

今年はこいつの開花は、見られずじまいになりそうだ。




ボチボチ旅準備に取りかからねば。

それにしても、台風が気になる。

出発日は台風次第だな。


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