天山から樫原湿原へ移動。
いつもの鉄板リレーである。
駐車場から湿原へと歩いていると、路傍に咲くオトコエシに、長いことカメラを向けている人がいた。
いぶかしげに立ち止まると、その人はこちらを振り返り、
「ほら、これ。」
「へっ?」
「あーたも、撮らんですか。」
ドヒャー!
何てこったい!!
幸せを呼ぶ青い蜂様じゃ、、、あーりませんか。
確かにこの時期が、ここでのブルービー出没のピークではあるけれど、
まさか湿原のずっと手前のここで出会うとは・・・
心の準備が出来ていなかったぜ。
都合5~6匹はいたであろうか。
いや、もっとかも。
何にせよ、
天山でへばった私達への、嬉しいご褒美となった。
ずっと見ていたいのは山々だが、そうもしていられない。
いい加減、先へ進もう。
ナンテンハギ
ヒツジグサ
ツルリンドウ
ミゾソバ
この暑い日、
汗びっしょりで、湿原の手入れをするボランティアの方々。
深々と頭を下げるしかない。
サイヨウシャジン
ノダケ
ママコナ
「あ、アカバナだ!ワーイ」(家内)
蜂に擬態する蛾ホシホウジャク
群れでサワギキョウの周りを飛び交っている。
湿原から駐車場へ向かう道。
冒頭のオトコエシの前で足を止めた。
ブルービー、まだいるだろうか?
『ご一行様は、お帰りになられたようで・・・』
とでも言いたげなアマガエルがいるばかりである。