二日酔いである。
ブログを書くのすら億劫なくらいだ。
さらに厄介なのは、後半の記憶が全くない事だ。
なので、今日の投稿は突然ブッツリと終る予定である。
と、最初に断っておく。
鳥栖に住む友人からLINEが来た。
今般辞令が下り、鳥栖から博多へと勤務地が変わると言う。
ついては酒でも酌み交わしたいとの内容である。
だが、よくよく聞いてみると、業務内容が取り立てて変わる訳でもなく、引っ越しする訳でもない。
要するに飲む口実である。
分かった。元より異論はない。
どうぞ、久留米にいらっしゃい。
久留米の盛り場といえば文化街である。
文化街の酒場放浪記は、このブログで何度も書いている。
が、
いつも全く同じ行動パターンである事は、賢明な読者諸兄なら、とっくにお分かりの筈だ。
開き直って書く。
そんな訳で、いつものごとく、『かけだおれ』という、およそ飲食店にすれば不吉な名を持つ店からスタートである。
先ずはビッシュを注文。
いつも通りである。
「これこれ、久しぶりだぜ。やっぱうめえなあ。」
と、いつも通りの賛辞を送り、
いつも通りにダルムを一人4本注文し、
「この世でこれが一番旨か。この臭さがどうにも堪らん。」
と、これまたいつも通りに大絶賛する。
親父に焼酎を注いでもらえば、
「絶妙の表面張力。名人芸やね。」
と、褒めちぎるのもいつも通りである。
たまにはレバーなども注文したり、
ん?
その紙切れは?
広告紙の裏に、なにやら文字が書きなぐられている。
「伝票たい。ハハハ」(女将)
「これが社長の伝票。」
上から順に通訳しよう。
ビはビール。白は白波。皿はビッシュ。ダはダルム。スナはスナズリ。その下が難問だが、どうやらレバーのようだ。
さらに、かわは鳥皮。ブタはブタバラ。そしてシイタケである。
お気づきだろうか。
何故だかわからないが、ビールと焼酎には注文の個数が書かれていないのだ。
と言う事は、
店主が覚えられないほど飲みまくった方が得ではないか。
この店に通いだして20年程経つが、これは最大の発見と言っていいだろう。
2軒目はこの店である。
これもいつものパターンなのだが・・・・
記憶がこの辺りから全く途切れてしまう。
何を話したのか、いつ頃店を出たのか、どこをどう帰ったのか、さっぱり覚えてない。
予告通り、これ以上は書けない。
ブッツリ