白く化粧した阿蘇の山ふところ。
この日の手始めは、古閑の滝からだ。
細い山道をテクテクと登れば、
山肌に張り付く白い筋が見えてくる。
本来の古閑の滝の氷瀑としては、若干迫力には欠けるものの、そこそこの合格点は付けていいだろう。
滝の最上部ではこの形。
中位ではこれと、
位置によって、様々な形を作り出す氷の華。
滝壷付近は半分溶けかかっている。
ミツマタ
移動
いつもの南阿蘇ビジターセンターである。
目的のひとつはヒレンジャク。
それは居るには居たのだが・・・
ファインダーを覗き込み、ヒレンジャクかどうか、確認に手間取ってるうちに、どこかに飛び去ってしまい、撮れたのはこの写真のみ。
流石にこれでは小さすぎる。
別のポイントで待つことにする。
40分は待っただろうか。遂にヒレンジャクは現われず。
次の予定もあるため、諦めてビジターセンターをあとにした。
残念! ˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
移動の途中、
家内が電柱を指さし、
「あ、ノスリよ!」
「ガッテン!」
電柱を通り過ぎ、適当な路側帯に車を停めた。
驚かさないよう撮るには、車から降りないのが一番だ。
かと言って被写体は、20m程後方である。
雑巾を絞るように、目一杯振り返って撮ったのがこれだ。
やたらと端っこである。
だが、これを良い位置に持ってこようとすれば、更に体を捻るしかない。
整形外科への通院と引き換えになるのは明らかだ。
諦めることにした。
更に移動
年末、
『阿蘇神社楼門復旧!』、そんなニュースが飛び込んできた。
すぐにでも行きたいところだが、正月の混雑を避けてるうちに、こんな時期となった。
復旧作業は、なるべく元の材木を使うのが必須条件。
破断した部分のみ、新しい材木に変えられている。
パソコンで画像を開いて初めて気がついたのだが、
「この柱、新材と古材の木目が、ほぼ合っとるぞ。」
「ホントだ。」
この拘りようって。
日本の宮大工、凄くない?
損傷した部位が最上限で補強されている。
改めて見直すと、こんな所でも、なるべく似た木目が使われているのが分かる。
何度も言う。
凄くない?
そして、こんな耐震構造も。
江戸末期に造営された楼門は、サイボーグ楼門として生まれ変わった。
後ろ側へ回り込む。
昭和天皇お手植えの松
阿蘇神社に来たなら、この商店街で買い物するのも楽しみだ。
おっと、馬刺しか。
良いね。
あと、あか牛のメンチカツにハンバーグに、辛子蓮根コロッケ・・・