桜満開の季節になれば、気になるのはあの花である。
気になるその花を見る為、やって来たのは基山。
無論、目的は翁草である。
我ながら、毎年毎年、よく飽きないものだ。
草スキー場を登って行く。
斜面には蕨がニョキニョキと。
斜面途中から基山古道へ。
古道に入れば、オドリコソウとスミレが目立つ。
やがて古道が尽きると、
頂上台地到着だ。
ショウジョウバカマ
フデリンドウ
そしてそして、
翁草である。
この山の翁草を見るたび、いつも心が晴れやかになる。
それは、
絶滅危惧種である翁草が、ここでは年を重ねる毎に、その数を増やし続けているからだ。
保護活動に携わる方々へ、最大級の謝意を表したい。
正に翁草爛漫である。
汗ばむ陽気の基山山頂で、今年も翁草を楽しんだ。