糸ヶ浜海浜公園オートキャンプ場にやって来た。
先般、新たに大分県人となったF家と、生粋の大分県人K家とのキャンプ。
例によって私はチョンガー参加である。
着いたと同時に、焚き火の準備である。
これをしたいが為に、キャンプしているようなものなのだ。
「薪ならタップリあるよ。」(Kさん)
「うほ、すげえ!」(私)
こうなったら、ケチケチするのは止めよう。
それぞれ用途が違う焚き火台と、七輪が並ぶ。
手前は純然たる焚き火台。
これは焼き芋用(後で焼き肉用に)で、一番奥はダッジオーブン専用である。
ぬ、
サイトに、ビールが生えとる。
危ない、危ない。
躓くとこだったぜ。
仕方ない。
引っこ抜くとするか。
・・・なんつって。
では、カンパーイだ。
いつものように、それぞれの酒を持ち寄る。
恒例のカウンターバーの完成である。
チビチビやってると、日が暮れてきた。
そろそろ、日本酒にチェンジだ。
昔のこと、現在のこと、これからのこと。
話は尽きない。
F家とK家の子供達。
焼き肉をつついている青年は小学校低学年から、正面の彼女など、オシメしている頃から知っている。
親戚のおじさんくらいの気分でいる。
「シフォンケーキどうぞ。」
F奥さんの手作り。
ふっくらフワフワ、
「お金を取っていいレベルやん、これ。」
そんなこんなで、楽しい夜は更けていくのだった。
翌朝
彼方の四国の大地から、朝日が昇る。
その後は、海岸をちょいと散歩。
散歩の後の朝食が、なんともまあ豪華である。
Kさん提供、具だくさんのミネストローネ。
Fさん提供のチキンステーキ。
私はと言えば、
目玉焼きを焼いて、レタスをちぎっただけ。
何たる要領の良さであろうか。
Fさんとのキャンプは、かれこれ20年ぶり。
そんなブランクも、キャンプ場に入ればすぐに、20年前に時が巻き戻されていく。
と同時に、
子供らを見れば、自分がジジイになった事を思い知るのだった。