西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

鳥取県の温泉・湯谷温泉

2014年05月23日 | 鳥取県の温泉
鳥取県の温泉・湯谷温泉


鳥取市の奥座敷 河原町の湯谷温泉にやってきました。

市の西部に位置し、鳥取道(無料区間)の河原ICから車で7~8分。

 やや年季の入った建物

 開店15分前に到着、準備中の札。 しばし散策。

 湯暖簾の上には小学生のお習字。

 この後おばあさん、私が帰るまで爆睡してました。

 源泉29℃ ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 

 先客ひとり
 

 
L字形の主浴槽に洗い場。 いたってシンプル
鉄味を帯びた、さらっと柔らか浴感

 里山にポツン・・・ とにかく、のどか、長閑。
五月の薫風が湯上りに心地好いのであります。




湯谷温泉「湯谷荘」
  鳥取市河原町湯谷249
  ☎(0858)85-2776
  入浴時間 AM10:30~PM8:00 休館日:(金) 12/30~1/2
  入浴料金 460円
  http://www.sanbg.com/yutani/








山口県の温泉・吉見温泉センター

2012年01月24日 | 山口県の温泉
吉見温泉センター

下関市から、左に響灘を眺めつつ国道191号を川棚温泉方面に約25分。
国道から右に折れ小高い丘に立つ「吉見温泉センター」にやって来ました。

ガイド本には9時半営業開始とあるので一番風呂を狙って15分前に到着。
[外観]

無人の駐車場で一番乗りをほくそえんでいると
おばちゃんが出て来て「温泉は10時からよ!」
「え?うそ...」


[玄関]

入り口の貼り紙を見ると...

[営業案内]

げっ、10時00からに...

暇持て余してると、先程のおばちゃんが
持ち帰り温泉水を汲ませてくれたり
時間潰しに話し相手になって貰ったり...

そうこうしてるうちに1台また1台、気が付くと満車に。

[館内廊下]

10時きっかりにオープン。いざ一番風呂へ...が、浴室の場所が判らず
ウロウロしてる間に10人程の常連さんに先を越されてしまいました。



[男女湯のれん]

[成分表]

源泉名は「竜王泉」、泉温25℃だから勿論加熱使用。

[脱衣所]

鏡張りの洗面台から離れた壁にドライヤーが架けてあります。

[浴室内]

手ブレしてますが、右奥が40℃の主浴槽です。
窓外には田園風景が広がり遠くには響灘も望めます。

[打たせ湯]

カーテンで仕切られた浅い浴槽に腰を下ろし膝を打たせてます。

[源泉浴槽]

25℃の源泉が掛け流されてます。
皆さん主浴槽と交互に浸かってました。

[無料休憩所]

おばちゃん達が1週間分の近況を報告しあいながらお茶してたりと
完全地元密着型温泉であることは言うまでもありません。

またひとつ良泉に巡りあえてシアワセ...



吉見温泉センター
  山口県下関市吉見上395-1
  (0832)86-5123
  入浴時間 AM10~PM8:30
  入浴料金 600円
  http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/onsen.html

山口県の温泉・王司温泉

2008年11月28日 | 山口県の温泉
王司温泉
気を取り直して次の温泉を目指します。

マップルに載ってる位だからと安易に考えて来たんですが
温泉らしき看板は何処にも見当たりません。

おかしいなぁ この辺りのはず...
温泉探知嗅覚には自信を持ってるんですけどねぇ。

犬を散歩させてる通り掛かりのおばちゃんに聞いてみました。
「王司温泉ってどこら辺ですか?」
「あんたが立っとる後ろの家がそうよ」
「へ?...」

で、わざわざ家人を呼びに行ってくれました。

[普通の民家]

正面の小さな人影がこちらの女将さん。
入浴希望を伝え250円を手渡して
この家の間の路地を奥に進みます。

[路地奥]

昔は旅館だった面影を残す玄関。
浴室はこちらではなくまだ奥の左手になります。

[浴室棟]

男子浴場の入口です。建物反対側に女性用。

[脱衣所]

浴舎ドアを開けるとまず靴棚を見ます。
先客の有無を確認し無人と思われる場合は、
先に浴室内の写真を撮りまくりその後ゆっくり湯を堪能します。

[注意書き]

先ほど女将さんに言われた「注意書きを読んで...」
ってのはこれですね。

[浴室ドア]

脱衣所から3段降りた所に浴室ドア。

[主浴槽]

浴室内は湯気もうもうで撮れたのはこの1枚だけ。
あとはレンズ拭き拭きトライしたけど真っ白...
内部はコンクリート打ちっ放しで換気設備は皆無。

主浴槽を仕切った左側に
源泉浴槽と思われる枡がありましたが中はカラ。

[分析表]

  ↓ 拡大

源泉温29.6℃ 毎分94.8㍑自噴 pH7.77 無色澄明微塩味

[営業案内]

地元密着、近隣常連客様御用達ゆえに
タイトな営業時間なんだろうし、また案内図・看板・のれん等
温泉を窺わせる表示は必要無いんでしょうね。

ある意味、我々温泉マニアにとって
秘湯と呼べる温泉ではないでしょうか。





王司温泉
  山口県下関市員光町3丁目4-17
  (0832)48-1315
  入浴時間 PM2~PM8(火・金休み)
  入浴料金 250円
  http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/frame/onsen_sonota.html

山口県の温泉・湯谷温泉 湯谷荘

2008年11月21日 | 山口県の温泉
湯谷温泉 湯谷荘
湯田の清水温泉から次の「湯谷温泉」を目指します。

小郡I.Cから山陽道を利用、美祢西I.Cで県道33号へ降りて
下関市方面に向け約10分で、旅館3軒ほどの小さな温泉地
「湯谷温泉」に到着です。

この温泉は養老年間(720年)頃の発見と大変古く、
その中でも1957年開業の老舗旅館「湯谷荘」の
日帰り入浴を楽しみにして来ました。


が.......


広い駐車場には澱んだ空気が......


ま、ま、まっ、まさか......


あれぇ~っ!!!.......閉鎖してました。

過去には某国営放送番組「ふだん着の温泉
にも鄙び系温泉として登場し注目を集めました。

玄関前では、飼ってたと思われる人懐っこい3匹の猫が
じゃれあってて涙を誘います。

残念ですぅゥッゥッゥッ......

湯谷荘(閉店)
  山口県下関市吉田町湯谷199-2
  (0832)84-0221
  入浴時間 AM9P~M9
  入浴料金 500円

山口県の温泉・清水温泉

2008年11月20日 | 山口県の温泉
清水温泉
明治の詩人「中原中也」生誕地として有名な山口県の湯田温泉
ここは権現山の白狐伝説が残る県下有数の温泉街です。

その湯田温泉街より少し離れた場所にある「清水温泉」は
銭湯としての登録ですがれっきとした温泉であります。

独自源泉を持ち銭湯ながら源泉温57.4℃のアルカリ単純泉を
掛け流しで使用という贅沢な銭湯です。




[外観]

外観は、静かな住宅街の中にある普通の銭湯。
右隣のドラッグストアは閉鎖してたみたい。

[入口のれん]

道路を挟んで向かい側に7~8台置ける駐車場があります。

[番台]

番台のカウンターの上には「国境無き医師団」へのチャリティー募金箱が...
無人の番台前で数分待ち。
やがてオバちゃんが戻り390円支払い脱衣所へ。


[脱衣所]

オープンの脱衣棚にカゴというスタンダードな銭湯スタイル。

[成分表]

昭和39年測定らしい古い分析表のコピーが壁に。
かろうじて「源泉温57.4℃」が読み取れます。

[浴室]

浴室ドアから撮ったピンボケ写真。
入浴客が多くてさすがに浴室内の写真は断念しました。

大浴槽が体感44℃、横の小浴槽が40℃ってとこでした。
慣れとは恐ろしいもので、熱湯を敬遠する若い子達も
激熱浴槽内で長時間談笑してました。
小生、足が真っ赤になり十秒でアウト。

設備的には古いし、洗い場のシャワーホースが破れてるものが多く
あちこちジョロジョロ漏れてましたね。

[分析表]

午後3時前の訪問でしたが地元常連客で盛況を究めてました。

観光客など無縁の気取らぬ横丁の風呂屋、でもおらが町の自慢の温泉。
そんな空気が漂う良泉に出遭えて幸せ気分でした。



清水温泉
  山口県山口市緑町1-4
  (083)922-8237
  入浴時間 AM8:30~PM10:30
  入浴料金 390円

和歌山県の温泉・白浜温泉 崎の湯

2008年11月11日 | 和歌山県の温泉
白浜温泉 崎の湯
和歌山県と言えばやはり南紀・白浜温泉。
有馬・道後と並び日本三古湯に数えられ
一大温泉リゾート地を形成してます。

白浜にはかつて7つの外湯があり、その中で最古の
「崎の湯・露天風呂」に挑戦してきました。


[石碑と由来]


古くは万葉集や日本書紀にも記述が残り
代々の紀州藩主にも愛された由緒ある温泉...

[外観]

左上写真の赤い看板から海の方に細い道を降りると
10数台分の駐車場と公衆トイレトが。

[受付・券売機]

300円で券購入し受付のおばちゃんに手渡し。
外国人観光客も多く英語・韓国語・中国語の説明標記も。
左手の門をくぐり、のれんが架かった脱衣所へ。

[男女湯のれん]
  

[成分表]

源泉名は「みゆき2号」、ナトリウム塩化物水素塩泉で泉温78.6℃

[露天風呂①]

海岸の自然岩を掘って造られた露天には2つの浴槽があり、
海側から見た脱衣小屋。
浴槽の中でも位置によって激熱の場所があったりします。

[お願い]

脱衣所に「盗撮等の防犯対策・・・」の注意書きが...ドキッ
でも小生の場合は盗撮ではなく、純然たる温泉愛好家としての
記録撮影ですから...と言い訳しておきます。

[露天風呂②]

この上も無く開放的ですよね。生憎この日は小雨交じりの天気だったけど
大海原を眺めながら天然温泉に浸かる醍醐味をしっかり堪能してきました。

[露天風呂②]

やはりなんと言ってもこのロケーションでしょう。
少し高い波が打ち寄せると被りそうなほどです。

荒々しい潮騒を聴きながら1300年超の歴史を持つ古湯に
身を委ねてると、頬を打つ冷たい潮風もまた心地よく思えます。

白浜温泉 崎の湯
  和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1668
  (0739)42-3016
  入浴時間 AM8~PM6(季節変動あり)
  入浴料金 300円
  http://www.nanki-shirahama.com/onsen/sakinoyu.htm

和歌山県の温泉・ゆりの山温泉

2008年11月10日 | 和歌山県の温泉
ゆりの山温泉
はじめて来るのに懐かしい気持ちになる、そんな温泉です。

奥熊野温泉から熊野本宮大社・那智大社に参り国道42号を、
左に太平洋を眺めつつ西進し、ゆかし潟が途切れた交差点に
右上写真の看板が見えたら鋭角に右折しすぐ。


[外観]

木造の質素な造りの建屋です。
道を挟んで大き目の駐車場があります。

[入口]

昭和ノスタルジーを髣髴、映画のセットみたい...

[受付]

カンウターの上にはピンク電話も...
愛想のいい番台のおばちゃんに300円を支払い浴室へ。


[分析表]

玄関脇の成分表。
38.5℃の硫化水素泉が126㍑/分 自然湧出という
羨ましい限りの環境です。

この恵みをこじんまりした施設で無加水非加熱のまま
贅沢に掛け流しで使用してる姿勢に好感が持てます。

[脱衣所]

こちらも簡素な造りの木製ロッカー。

[浴室内]

浴室扉を開けるなり微かな硫黄臭とゴボゴボ吐水音が...
湯量豊富でザーザー掛け流されてます。
皆さん洗い場の蛇口は全開のまま談笑したり髭剃ってます。


[浴室内]

温めで柔らかい浴感。
気持ちよさそうにうとうとしてるお客さんもいます。

[湯口]

38℃の源泉がまんま湯口からかなりの勢いで投入。

[温泉スタンド]

詳しくは見ませんでしたがコイン式有料スタンドだったような気が...
常連客らしい数人はペットボトル持込で、浴室内湯口で汲み帰ってましたね。

素晴しい湯質・浴感と落ち着いた鄙び系施設...
記憶よりも心に残る二重丸の良泉です。

ゆりの山温泉
  和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二河8
  (0735)52-5106
  入浴時間 AM9~PM10
  入浴料金 300円
  http://www.town.nachikatsuura.wakayama.jp/kankou/24yukasi.html

和歌山県の温泉・奥熊野温泉 女神の湯

2008年11月07日 | 和歌山県の温泉
奥熊野温泉 女神の湯
一部マニアの間で話題の「日本一高トロミ度」温泉があるらしいんですが、
ここは怪しい、ホントに怪しい温泉です。


龍神温泉から国道371・311号へと繋ぎ南下約1時間。
世界遺産に登録された"熊野古道"の入口「中辺路町」
に辿り着きました。


バス停脇の[案内看板]

目指す「女神の湯」はアイリスパークと言うキャンプ場内の温泉施設。
ホテルアイリスヒルズはすでに閉鎖され営業してません。

で、人気のない園内に一歩足を踏み入れると、
大鷲・鷹やオウム、多数の大型犬(警察犬シェパード)の
けたたましい咆哮・鳴き声に一瞬後ずさりしてしまいました。
ココは一体何なの???????


気を取り直し温泉棟を探します。
ありました[浴場棟]

先客は[浴場棟]見てましたが入らず帰って行きました。
[浴場棟]の真正面に猛禽類の檻小屋があり独特の異臭が...

[浴場棟]

暫らく思案してるとコテージの方から「アダモちゃん」風のオヤジが
パンツ一丁で目の前を通り過ぎて行きました...?????

[男湯入口]

まんま民家の玄関、表札に「男湯」ですね。

ハッと振り返るとネットで見たアイリスオバチャンが立ってて、
「風呂? 650円よ。あっちにチョウザメもいるから観てって」
だって。

[脱衣所]

意を決してサッシ戸開けるとこのシーン。普段は先客が居ないと
「ラッキー!貸切だ」とばかりに嬉嬉として撮影しまくるんですが、
何故か無人の浴室見てブルーになりました。

[効能書き]

成分析表は見当たらなかったけど純重曹泉の文字がウリを強調。

[浴槽]

中くらいのポリ浴槽がひとつ。どこかの合宿所か
寮の風呂でももう少し飾り気がありますよね。

が、浴槽から掛け湯をした瞬間、驚異のヌルヌルヌル度に驚愕。
即湯船に飛び込みました。リンスを被ったみたいにトロトロ肌、
これは想像以上のヌメリ具合です。加熱・循環湯と思われますが、
ここまでトロミ度が保たれてるとは期待を遥かに超えてました。

[注意書き]

上の効能書きには飲用効果を記してるのに...

結局1時間くらい、湯に浸かったり
窓外の雑木林を眺めたりしてたんですが、
聞こえてくるのは動物達の遠吠えだけ。

全く持ってアヤシイ温泉でした...

奥熊野温泉 女神の湯
  和歌山県田辺市中辺路町近露128-1 
  (0739)65-0410
  入浴時間 AM8:30~PM9:30(要確認)
  入浴料金 650円
  http://irispark.hp.infoseek.co.jp/megaminoyu/megaminoyu.htm

和歌山県の温泉・龍神温泉 元湯

2008年11月06日 | 和歌山県の温泉
龍神温泉 元湯

紅葉を愛でながら高野・龍神スカイラインを快走、
群馬・川中温泉、島根・湯の川温泉と並び
「日本三美人湯」のひとつに数えられる「龍神温泉」
にやって来ました。


[由来石碑]

弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって温泉を開いたとか。

[外観]

観光地に良くある土産物屋の店構えっぽいですよね。

[入口]

道路を挟んだ向いに5~6台分の駐車場と公衆トイレが、
少しはなれたところにも大きなPがあります。

[受付]

券売機ではなく番台スタイルの受付。
正面奥が無料休憩所。浴室は階下へ、エレベーターもあり。


[のれん]

「禁煙」の貼り紙位置、もうチョット考えたら...?

[成分表]

源泉温48℃のナトリウム-炭酸水素塩泉でpH7.9

[内湯]

浴室ドアを開けるとすぐ掛け湯スペースと左右に主浴槽。
正面ガラス窓が広くとられ眼下には清流・日高川の渓流美が。

[主浴槽]

pH値以上の肌スベ感ですが期待したほどではありませんでした。
中央仕切り岩に湯口があり飲泉用コップも備えてます。

[露天風呂]

こちらは循環湯でしょうか、はっきり違いが判りますね。
奥の岩の上に立ち背伸びをすると吊橋なんかが見えました。

[休憩所]

眺望の良い休憩所。テレビやマッサージ機、飲料自販機も設置。

龍神温泉は紀州藩主お気に入りの湯で、
代々藩主の別荘地だったそうですが、
秘湯とか殿様の隠し湯なんてイメージじゃなく
道の駅にあるようなドライブがてらササッと入ってく
「やっつけ風呂」的な印象でした。

ウ~ン 「日本三美人湯」のひとつ.....ねぇ。


龍神温泉 元湯
  和歌山県田辺市龍神村龍神37
  (0739)79-0726
  入浴時間 AM7~PM9
  入浴料金 600円
  http://www.wecom.jp/ryujin/contents/spa/motoyu.html

大分県の温泉・鷺来ヶ迫温泉

2008年09月05日 | 大分県の温泉
鷺来ヶ迫温泉
4年前に訪れた大分県南部、石仏で有名な城下町・臼杵市にある
湯治場宿泊時の写真が出て来たのでレポしておきます。

「鷺来ヶ迫」あるいは「六ケ迫」と二通りの漢字標記ですが、
共に呼び名は(ろくがさこ)です。

こちらも、白鷺が傷を癒してる水溜りを
里人が発見という由来が伝えられてます。

[鉱泉場]

JR臼杵駅から北西に約10㌔、集落の入口にある鉱泉場。
この橋を渡り左手に水汲み場があります。

[湧出壺]

ここから鉱泉が湧き出てます。
杓と漏斗でタンクやペットボトルに詰めます。

さらに500m奥にある俵屋さんを目指します。
[俵屋旅館外観]

明治28年開業の鉱泉旅館。胃腸病・糖尿病に絶大な効果を誇る
飲料鉱泉を持つ湯治場として遠方からの湯治客も多いとか。

[玄関]

左手が玄関、正面のれんが浴舎入口。

[鉱泉場祠]

旅館駐車場脇にある鉱泉場。

湯治客は真っ暗いうちから杓で汲み
この前で黙々と飲み続けます。

[鉱泉口]

鉱泉は、中央丸い壺と左の四角い枡から湧出。
淵に垂れてる茶色析出物が濃度を物語ってます。
湧出量は極めて少なくチョロチョロ程度で、
10㍑ポリタンを満たすには20分くらい掛かります。

[飲用案内]

飲用1日に計9合(約1.6㍑)とありますが、
宿泊者はAM4時に起床しAM7時の入浴までに3~4㍑は飲みます。
飲み始めて10分足らずでトイレに急行、その後も水様便になるまで飲泉。
大腸の内視鏡検査時と同じで腸内を空っぽにします。
ここでは飲用コップとトイレットペーパーは必携と先達さんに教わりました。

[旅館内鉱泉口]

浴舎内の霊鉱泉場。飲用の他に加温して浴用に使用してます。

[成分・効能表]

成分はここが一番濃いんだそうです。

[浴室内]

無償透明の鉱泉が加温すると赤出汁の様な色に変わります。
有馬温泉の金泉を連想しました。

[浴室内]

判り難いけど右奥の木のドアがサウナ、その傍の浴槽が鉱泉源泉風呂。

[食堂]

食事時間になると館内放送があり、
朝昼晩と3食共ここで皆さんと頂きます。

[朝食]

典型的な湯治場宿の朝食。一汁一菜ローカロリーなヘルシーメニュー。
ポットの中にはカフェインレスの温かいほうじ茶が、
鉱泉飲用後は緑茶・コーヒー等のカフェインは厳禁でした。

何にも無い超辺鄙な寂れた湯治場ですが、
案外自分探しの一人旅に向いてるかも...


鷺来ヶ迫温泉・俵屋
大分県臼杵市大字藤河内六ケ迫1827-1
  (0972)62-3526
  入浴時間 AM11~PM7(外来入浴)
  入浴料金 500円
  http://rokugasako.com/