西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

徳島県の温泉・賢見温泉

2008年09月03日 | 徳島県の温泉
賢見温泉 
松尾川温泉から隣町へ約15分、山城町の
「秘境・旅の宿 賢見(けみ)温泉」を覗いてみました。

こちらのパンフレットには「自慢は露天風呂。大自然に抱かれて
ゆっくりとのんびりとご入浴下さい」だって。

[外観]

看板には「泉質日本一」の文字が...
こういうのを期待して裏切られる事って茶飯事ですよね。

[温泉入口]

旅館とは別の食堂・温泉入口から入るとまず、
「何しに来た」的視線を数人の従業員にぶつけられました。

小生、低姿勢で食堂のオバちゃんに入浴を請い、
内湯か露天かを訊かれた後、入浴料金500円を支払い
露天までの道順指示を受けます。

[外階段で]

バルコニーを抜け宴会場の傍やBBQコーナーの中を通り、
迷路の様な外階段を延々降りていきます。

[脱衣所]

「男湯」と書かれたアルミドアは開け放たれており、中はこんな感じ。

[成分表]

泉質はナトリウム塩化物、炭酸水素塩冷鉱泉

[主浴槽]

浴室ドアを開けるとこの光景。
浴槽を中央で区切り、左が40℃位で右は34~35℃で温水プール並み。


何故か浴槽のど真ん中に柱が...

[洗い場]

洗い場は2箇所、したがって定員2名。シャワーなど無し。

[渓流]

ウリはこの景観なんだろうけど、いかんせん
ベランダに後から急ごしらえで作りました感が否めません。

湯も全然大した事無く正直がっかり、
5分もせず出ました。
泉質日本一が聞いて呆れます。

4~10月は吉野川を下るラフティング教室も開いてるそうですが、
温泉に関しては見事なまでのB級でした。

賢見温泉
  徳島県三好市山城町黒川3-3
  (0883)86-2982
  入浴時間 AM9~PM8 
  入浴料金 500円
  http://www.kenmi.com/

徳島県の温泉・松尾川温泉

2008年09月02日 | 徳島県の温泉
 松尾川温泉 
今年6月1日にオープンした「松尾川温泉」に行ってきました。

高松・高知を結ぶ幹線国道32号は、緑の山々を縫い
清流・吉野川と並走しながらの快適なツーリングコース。

気分爽快・鼻歌混りでついついスピードも出ちゃうけど、
調子漕いてると恐ろしい事になりますよ。
安全運転、速度は控えめに御願いします、くれぐれも...

    
でないと、[速度違反取締り]なんぞに...
    
    途中、某県警の速度違反取締(ネズミ捕り)に遭遇。
    写真奥から左カーブを起ち上がった所にパト2台。
    小生、直前に対向車のチカチカ合図で事無きを得ましたが、
    夏休みの家族連れなどが御用、国庫金納付の憂き目に...
    
    何でも警察側も最近は、常時レーダー波照射してなくて
    単発の獲物を目視時点でON、狙い撃ちだって聞きましたが。
    
    で、200m程やり過ごしてからバイク停めカメラ持って歩いて戻り
    山影からズーム撮影、ぅぅぅ気ィ小さ~いィィ 姑息ぅ。  

[外観]

県道32号へ折れて8㌔で到着。
有名な祖谷渓谷・小便小僧もすぐ近く。

木造平屋で頭に湯抜きのある昔風浴舎。
なかなかイイ感じ、期待できそう。

      [受付]
      
      駅の切符売り場みたいな窓口。
      ここでオバちゃんにバイク置き場を尋ね、
      500円支払うとコンビニ風にレシートくれました。

[のれん]

真新しい建物で木の香りがします。

   [成分表]
   
   単純硫黄泉で泉温25℃だから加温してます。

[洗面所]

ペンションっぽい洗面台。

      [脱衣ロッカー]
      
      100円リターン式脱衣ロッカーが10箱。右の扉が浴室入口。

[浴槽]

地元の方らしい先客3人もすぐ上がり貸切風呂状態。

湯に浸かって腕を擦ると超が付くヌルトロ度に感激、
ゥ~ン pH10.2は嘘ではなかったんだ。
手で掬うと硫黄臭のする透明な湯は
新鮮な源泉が活きたまま掛け流されてる証。

この湯船から紅葉時期の渓谷美を堪能出来たらさぞや...

    [湯口]
    
    循環加温ではなく吐水のみでの加温の為熱めの湯が投入。
    飲用不可にも拘わらず口に含んでしまいました。

[洗い場]

洗い場は計4つ。パンフレットにも「定員男女各10人」とある様に
湯の湧出量に見合った、本当にこじんまりした温泉です。

      [シャンプー類]
      
      お茶の産地なんでしょうか、こんな所にも使われてます。
      
    最後の3㌔は一車線狭路ですがそれも苦にならない
    すばらしい温泉です。郡司勇氏の言葉を借りれば
    「全く持って好ましい、好印象と記憶する」ってとこかな...

    
松尾川温泉
  徳島県三好市池田町松尾黒川2-2
  (0883)75-2322
  入浴時間 AM10~PM8
  入浴料金 500円
  http://www.city-miyoshi.jp/ezs/info.asp?s=10&c=40&g=020&id=1514

徳島県の温泉・紅葉温泉

2008年01月03日 | 徳島県の温泉
三好市ふれあい紅葉センター

美馬温泉から県道12号に戻り西進する事約15分、
三好市の自然公園「ふるさとパーク」の一角にある温泉施設、
「三好市ふれあい紅葉センター」にやって来ました。


[駐車場入口]

敷地内にはテニスコートなんかもあり、
スポーツ後の汗を温泉で流すというパターンの様です。


[エントランス]

温泉の他に食堂、お土産品コーナー、畳の休憩所や研修室などもあり
昔風の温泉センターのスタイルを堅持してます。

[湯のれん]

主浴槽とイベント湯、10人程入れるTV付サウナと水風呂という配置。

浴槽が浅くお湯が膝下位しかなく、仰け反り姿勢で浸かります。
備付け石鹸は炭製ヘア&ボディシャンプーでした。

露天風呂は無く外のデッキにはベンチとテーブルが置かれ、
数人の愛煙家が師走の寒風の中、マッパで燻らせてました。

泉質は炭酸水素塩泉(重曹泉)、pH9.1でややヌルスベ感あり。
[成分表]

夕方の混雑する時間帯にあたり
入浴客だけでなく食事や宴会客でごった返してました。

浴室内の写真は撮れませんでしたが、
内湯窓から紅葉のイルミネーションが灯り
その向うに高速の徳島道が見えます。

最寄の美馬I.Cからは約10分の距離。
家族揃って近場に出掛けて軽い運動して、
あと温泉・食事で半日過ごしてみたいな施設ですね。



三好市ふれあい紅葉センター
  徳島県三好市三野町加茂野宮1467
  (0883)77-2954
  入浴時間 AM10~PM9
  入浴料金 500円
  http://www.city-miyoshi.jp/kankou/img/area_mino.gif

徳島県の温泉・美馬温泉

2008年01月02日 | 徳島県の温泉
美馬温泉       
「鴨の湯」から、吉野川と併走する国道192号に出て西進、
穴吹大橋を渡り県道12号を左折、また約10分西進し右折、
香川県方面へ6kほど山手に入った所にあります。

ここ美馬温泉は、江戸時代より
「清田の薬泉」として名高い湯治場だそうで
今はこの温泉保養センターが一軒宿で残るのみです。

[エントランス]

赤い"歓迎"の2文字がナンともレトロチック。
建物もかなりの年季モノ。

[館内土産物コーナー]

薄暗く人気の無い館内。
食事処や無料休憩所にも人影が無かった様ですが...

[湯のれん]

脱衣所も寒々としてました。

[主浴槽]

源泉温15℃の単純硫化水素泉が
毎分25リットル自然湧出だそうです。

結構熱めに加温してますが、
無色透明であっさり・さっぱり系の温泉です。


[浴室内洗い場]

浴室は主浴槽と源泉と思われる小浴槽があるのみ。
薄暗い浴室に西日が射し込み、鄙び度演出アップ。

冬の夕暮れ、誰もいない鄙びた山の温泉宿。
遠い目で窓外を見つめるこのご老人の背中から、
咽ぶ様な演歌が聴こえて参ります。





美馬温泉保養センター
  徳島県美馬市美馬町字清田15
  (0883)63-4560
  入浴時間 AM9~PM8
  入浴料金 400円
  http://www.city.mima.lg.jp/4/66/000312.html

徳島県の温泉・神山温泉 四季の里&いやしの湯

2007年12月31日 | 徳島県の温泉
神山温泉 四季の里&いやしの湯

国道438号を東へ鮎喰川に沿って下り、
神山中学前の交差点を過ぎた所にある
道の駅「温泉の里・神山」で一休み。

そのすぐそばに「ホテル四季の里&いやしの湯」があります。
[ホテル玄関前の石碑]
神山温泉は、四国霊場12番札所・焼山寺と13番札所・大日寺との
丁度中間点に当たります。


[いやしの湯入口注意書き]

若い人の[タトゥー]はどうなの?

[男女湯のれん]
お客さんが多くて脱衣所や成分表の写真撮れませんでした。

[浴室内]

大浴場「青石の湯」と「玉石の湯」が毎週水曜日に男女入替え。

写真左手には子供湯やイベント風呂などの小浴槽。
ちなみに今月のイベント湯はローズマリーだったかな。
他にも打たせ湯や寝湯、サウナに水風呂もあり。


[オリジナル ヘア&ボディシャンプー]
お湯はナトリウム塩化物泉でpH8.2、源泉温5.4℃。
湯感はまったく印象に残ってませんね。


[半露天風呂]

写真右手がバブル付主浴槽。

左奥のドアから温室みたいな「半露天」に出ると石のベンチがひとつ。
露天といっても腰の高さまでのすりガラスで仕切られ
乗り出すと鮎喰川が目の前。

対岸には公園が広がり近くには「コットンフィールド・キャンプ場もあります。





神山温泉 四季の里&いやしの湯
  徳島県名西郡神山町神領本上角
  (088)676-1117
  入浴時間 AM10~PM8
  入浴料金 500円
  http://kamiyama-spa.com/

徳島県の温泉・鴨の湯

2007年12月30日 | 徳島県の温泉
鴨の湯
鴨島町にある市営「鴨の湯」は
ローカル色豊か、銭湯感覚で気軽に利用できる
地元の共同湯的な存在です。

某国営TVの温泉紹介番組「普段着の温泉」にも登場しました。

[丸い屋根が温泉]
左隣に、歩き遍路に1泊だけ無料の善根宿
として知られる「いやしの舎」があります。

[入口上の鴨]

10時半の開場までまだ十数分あるのに、数人の常連客が
ややフライング気味に雪崩れ込んで行きました。

[成分表]

ナトリウム・マグネシウム塩化物泉でpH.7.7
薄茶色に濁った熱めの湯は芯まで暖まります。

[脱衣所]

サーカスのテント小屋を連想させるドーム型の黄色い天井。
仮設っぽい安普請なんだけど妙に愛着の湧く温泉って印象。

人が途切れる事が無いので、カメラを構えたり隠したり...

[露天岩風呂]
露天は岩風呂と桧風呂が男女週替り。

外にも、後から作られたらしき洗い場があり、
内湯のそれが塞がってる場合は寒さに耐えながらこちらで...

[露天仕切板塀の効用書き]

露天からは四国山地の山並みを背景に
牧歌的な田園風景が広がります。その中
近くの四国霊場八十八ケ所第11番札所・藤井寺から
第12番札所・焼山寺への遍路道が望めます。

この区間は急峻な山道の連続で「遍路ころがし」とも呼ばれ
四国遍路難所のひとつに数えられてます。

二輪遍路での転倒シーンがトラウマになってます。
小生、信心が足りませんね、ホントに。
  南無大師遍照金剛
   南無大師遍照金剛.....


鴨島温泉・鴨の湯
  徳島県吉野川市鴨島町飯尾415-1
  (0883)22-1926
  入浴時間 AM10:30~PM9:30
  入浴料金 450円(歩き遍路は360円)
  http://www.city.yoshinogawa.lg.jp/kanko/kanko/kamojima/index.html

徳島県の温泉・つるぎの湯 大桜

2007年12月29日 | 徳島県の温泉
つるぎの湯 大桜

薄っすら雪化粧をした見ノ越峠を越え
国道439号(ヨサク)から438号へと更に林道化していきます。
鉛色の空にそびえる西日本第二の高峰「剣山」(1995m)が
間近に仰ぎ見えるんですが、その雄姿をゆっくり眺めながら
なんて余裕はありません。

「いやしの温泉郷」から約43km、1時間半山道を走り
ぐったりし掛けた所で国道脇の「つるぎの湯 大桜」の看板発見。
即左折し400mほど下ります。
[道路脇看板]

木屋平村交流センターの文字が見えます。
地域の公民館的集いの場...?


[建物全景]

パンフレットには「静寂の中で、ゆ~ったり隠れ宿」。
1泊2食付で8000円からとなってます。

[お茶目な湯のれん]

キャラは頭にタオルを乗せた「たぬき」

[脱衣所]

鍵付ロッカーはありません。
貴重品はのれん前の無料貴重品ボックスへ。

[主浴槽]

訪れたのが冬至直後で「柚子湯」のサービスが...
湯船には100個以上の柚子が泳いでました。


[ライオンの湯口]

この長方形のバブル主浴槽と、
あと7~8人用のサウナと水風呂があるだけ。


[展望デッキ]

露天かと思い奥のサッシ戸を開けると
湯涼み用の木製デッキでベンチがひとつ。
ここから木屋平村の全容が一望できます。

浴室隣の無料休憩所では6~7人がゴロ寝。
長テーブルには丼鉢や空き缶・弁当折が散乱、
宴の後が窺えます。
なんでも夏はあめご料理、冬は猪鍋がお薦めなんだとか。

浴後外に出ると玄関脇では、2~3人の青年が
長い竹を切って正月用の門松の準備をしてました。
そうなんだ、今年ももうあと一週間しか残ってないんだ。

妙な焦燥感に駆られつつ
次の温泉へと急ぐのでありました。





つるぎの湯 大桜
  徳島県美馬市木屋平字川井
  (0883)68-2424
  入浴時間 AM11~PM9
  入浴料金 500円
  http://www.city.mima.lg.jp/4/66/000317.html

徳島県の温泉・いやしの温泉郷

2007年12月27日 | 徳島県の温泉
いやしの温泉郷
超山奥温泉の真打登場です。

高松・高知を結ぶ国道32号から県道32号・45号と繋ぎ、
そして締めは四国の3ケタ国道の雄・439号(通称:ヨサク)
と剣山への狭隘悪路の連続で気が抜けません。

途中、平家の落人伝説で有名な「祖谷のかずら橋」を見学。
[祖谷のかずら橋]

前日の雨で"かずら"が濡れて滑るもんだから皆ビビッてました。


このかずら橋から更に40分余り山奥へ
[エントランス]

こんな山奥にこんな立派な建物が...

2003年5月に宿泊・温泉・レストラン等を備えた
複合施設としてリニューアルしたそうで綺麗です。


まずはフロントで入浴料を支払い別棟の温泉へ。
バリアフリーへの配慮も随所に窺えます。
[湯のれん]

男湯は「もみじの湯」、女湯は「そばの華湯」と書かれてます。

[成分表]

駐車場脇には温泉スタンドもありました。

[脱衣所]

今年最後の連休だというのに風呂も食事処もガラガラ貸切状態。
ま、こちらとしてはお湯を堪能できるし、ゆっくり写真撮れるしで
好都合なんですが...

[内湯・主浴槽]

バブルジェット付主浴槽と奥に寝湯、5~6人用サウナ&水風呂、
薬湯そして露天風呂と一通り揃ってます。
あと介護専用の洗い場が2箇所設けられてました。

[ネーム入りシャンプー]

泉質はアルカリ性単純泉でpH10.3とか。
いわゆるヌルツルの美人湯らしいけど体感できず。
源泉温39.2℃だから勿論加熱循環してます。


[露天風呂]

標高約800mに位置するこの温泉、さすがに露天は寒ィ...
紅葉なんか見当たらず、モノレールと枯れ木が見えるだけ。

[名物・祖谷そば]

自家製手打ち山菜そば730円也。
予約をすれば館内での「そば打ち体験」もできます、。

宿泊棟「そばの宿」と、離れ「三嶺荘」
そして4棟のバンガローと宿泊スタイルを選べます。

敷地内にはテニスコートやキャンプ場、世界最長4600mもの距離を誇る
「奥祖谷観光周遊モノレール」なんてのもあり、ファミリー向けの施設かな。

でも冬場、チェーン装着してあの山道を運転してまでは...
ちょっとねぇ、って感じ。


尚、2008年2月から厨房工事のため1ヶ月休業するそうです。




奥祖谷・いやしの温泉郷
  徳島県三好市東祖谷菅生28
  (0883)88-2975
  入浴時間 AM10~PM10
  入浴料金 800円
  http://www.sobanoyado.jp/

徳島県の温泉・御寶言泉

2007年12月22日 | 徳島県の温泉
御寶言泉
やれやれ、上勝町の月ケ谷温泉から
県道16号を東進、やっと平地に下りて参りました。

と言うのも7年前に二輪で四国八十八ケ所遍路巡りの際、
この近くの20番札所・鶴林寺参拝途中に
濡れた山路で転倒という苦い思い出が甦って来たものですから
結構ナーバスになってた気がします。


小松島市にある「御寶言泉(おたからげんせん)」
と言う変わった名前の温泉にやって来ました。
        
バイトと思しき、動物キャラ・ラッコのTシャツを着たイケメン兄ちゃん達が、
まめに浴室内を見廻り桶や椅子を片付けてます。



[目立つ看板]

燦然と輝く「100%天然温泉」の文字...

[エントランス]

建物裏側のボイラー作業は道路から丸見えでした。

[フロント受付と湯のれん]

こちらも人が多くて写真撮影に苦労しました。


[脱衣所]

奥の鏡にカメラ構えた自分が映ってたりして...


[東の湯・主浴槽]

東西の湯は男女入替制になってます。

[香りの湯]

丸い浴槽が「香りの湯」で、柚子が2個浮いてました。

[露天風呂]

成分表の写真を撮り忘れましたが、泉質は
低張性アルカリ性低温泉で地下805mから動力揚水。

食事処の他に岩盤浴・塩サウナ・垢すりエステ・整体と
一応の設備は整ってて半日過ごせそうな施設ですが、
なんか不思議な感じの温泉でしたね。

本日4湯目ともなると流石に体中フヤケて
タオルを絞ると掌の皮が剥けそうです。


御寶言泉(おたからげんせん)
  徳島県小松島市立江町黒岩11-2
  (0885)38-2588
  入浴時間 AM8~PM11
  入浴料金 600円
  http://otakaragensen.jp/

徳島県の温泉・月ケ谷温泉

2007年12月21日 | 徳島県の温泉
月ケ谷温泉

四季美谷温泉から超狭路県道16号を1時間さらに山奥へ。
地図を見るとほんの30分足らずの距離だと踏んでたんですが、
四国最深部の山深さを実感する道のりでした。

小雨ぱらつく中やっとこさ、87.7kmと日本一長い林道
「剣山スーパー林道」の起点に位置する上勝町に辿り着きました。

上勝町内唯一の温泉旅館「月ケ谷温泉・月の宿」は弘法大師ゆかりの温泉。
地域の公民館的な日帰り温泉施設かと思いきや、遠く関西圏からも
明石海峡大橋を利用すれば2時間半で訪れることが出来るというふれ込み。


[月の宿玄関]

なかなか立派な建物。駐車場も広く送迎用バスも数台保有。
「月の宿」の看板下に交流センターの文字も...

[玄関脇の由来看板]

「月ケ谷温泉・月の宿」は弘法大師ゆかりの宿
弘法大師が昔この地で修行している時、
薬師如来のお告げにより開湯したとか。


[湯のれん]

1Fと2Fにそれぞれ大浴場が男女日替わりで。


[脱衣所]

明るく清掃が行き届いた脱衣所。

[成分表]

泉質は単純硫黄冷鉱泉で無色透明、滑らかなお湯です。
上の分析表にも載ってる様に、泉源は1.5キロ離れた霊山月ケ谷にあり、
岩の亀裂から自然湧出する冷泉をパイプ輸送しているんだとか。


[2F岩風呂]

お風呂は奇数・偶数日で男女入れ替わりになってますが、
断然、青石を使った2F岩風呂がお奨め。
結構大きな浴槽で20~30人は一度に浸かれそう。
あとサウナと水風呂あり。

[大きな窓から勝浦川が]

岩風呂奥の窓際下ににベンチが置かれ対岸のキャンプ場や、
勝浦川を一望しながら休憩出来るスペースあり。
春は桜、夏の深緑、秋は紅葉、冬の雪見風呂とオールシーズン良さそう。
一度宿泊してゆっくりみたいものです。




月ケ谷温泉・月の宿
  徳島県勝浦郡上勝町福原字平間71-7
  (0885)46-0203
  入浴時間 AM10~PM8
  入浴料金 500円
  http://www1.quolia.ne.jp/~moon/