西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

島根県の温泉・頓原ラムネ温泉

2008年05月07日 | 島根県の温泉
頓原ラムネ温泉 
大分・長湯のラムネ温泉以外に同名の温泉があるとは驚きです。

場所は国道54号(通称:出雲神話街道)を宍道方面へ、
頓原郵便局の信号を右折し1kmほど頓原川沿いを遡った所。

旧琴引荘が民営化され、グループホームを併設し
頓原リフレッシュセンターとして昨年4月に営業を始めたそうです。

[外観]

開業1年の真新しい建物。
ルーツを辿ると太古の昔、大国主命(おおくにぬしのみこと)が霊泉発見、
地元の事業家が明治16年に湯治場として「塩ケ口温泉」を開いたとか。

   [玄関]
   
   右手に駐車場、そして棟続きにグループホームがあります。

     [受付フロント]
     
     正面カウンターの中に居るのが管理人さん。
     色々説明して下さり無人の女性浴室やら
     貯湯タンクやら見せて貰い感謝です。

[湯のれん]


小生がこの日一番客らしくまだ閑散と...

   [脱衣所]
   
   コンパクトだけど必要な物は揃ってますね。
   掃除も行き届いてる感じ。

     [成分表]
     
     明治時代、この炭酸泉は瓶詰めにされ
     大阪方面に出荷されてたそうです。
     現在、飲用許可は得てないけど「胃弱・呑酸」に効果大とか。

[女湯浴槽]

どうです、黄金色に輝くこのお湯。ヒデキ、感激ィ~!!! ←古ッるぅ
      [女湯浴槽]
      
      女湯浴槽の方が若干大きいそうで、ガランも4つあります。

[男湯浴槽]

言われてみれば少し小さいかな? で、ガランは3つ。

ここの源泉は2~3週間に一度必ず止まり、
一晩で自然回復し、再通直後は薄黄緑色のお湯が出て
泡付も一番強烈なんだとか。

      [男湯浴槽湯口]
      
      無色透明の源泉が空気に触れ泥色に変わって行きます。
      口に含むと鉄サビと土臭さが混じったような味でした。
      使用温度は38~40℃とやや温めで、
      久々に高濃度炭酸泉に入り泡付を堪能。

[浴室壁の説明書き]

泉源は約1.5km上流の塩ケ口鉱泉で、泉温15℃。
炭酸泉に入浴すると体内に炭酸ガスが吸収され
全身の血管が拡張され血流が良くなるんだって。

   [休憩所]
   
   軽食コーナーや地場農林加工品販売コーナーを設けるため
   近々増築する予定とも伺いました。
   
   三瓶山周辺には数多く温泉があるけど
   これほど炭酸濃度の濃いお湯は見当たりません。
   
   温めのお湯なのに、小生暫らく汗が止まりませんでした。
   管理人さん曰く「近所の年寄りは、真冬でも湯上りは裸足で帰って行く」
   とか。
   
   恐るべし頓原ラムネ温泉.....



頓原ラムネ温泉
  島根県飯石郡飯南町頓原1070
  (0854)72-0880
  入浴時間 AM10~PM8
  入浴料金 300円

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