西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

島根県の温泉・温泉津温泉 薬師湯

2008年04月23日 | 島根県の温泉
温泉津温泉 薬師湯

世界遺産に登録された石見銀山
銀山街道を下り、銀の積出港として栄えた温泉津(ゆのつ)。

1400年以上の歴史を誇り山陰屈指の古湯として名高い「温泉津温泉」。
今回の湯旅のハイライトです。

温泉津温泉には2軒の共同湯があり、
有名な元湯・泉薬湯は入湯済みなので今回は湯元・薬師湯に挑戦です。

[温泉津温泉街]

昔の湯治場を偲ばせる温泉街、風情あります。
鄙びた温泉街って好きですねぇ。
木桶に手拭い提げ浴衣姿に下駄の音、そんな雰囲気。


     [良泉を誇示する看板]
     
     <薄めず、沸かさず、循環せず>の自噴湧出湯

[玄関]

大正ロマンを髣髴とさせるレトロな洋風建築。

     [湯のれん]
     
     1F奥には家族湯も。

[成分表]

泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。
ズシッとくる湯感です。

 [脱衣所]  
ベンチもあります。ロッカーに一応鍵は付いてるけど...

[浴槽]

1872年の浜田大地震で湯柱を上げたので
「震湯」または「藤乃湯」とも呼ばれてます。

      [浴槽]
      
      すぐ近くの泉薬湯のお湯とは色・味・温度もかなり違います。
      泉薬湯は激熱ですがこちらは適温。

[ナマズの湯口]

「震湯」のシンボル「ナマズ」


[見事な析出物]

見事な析出物を形成、オーバーフローしてゆくお湯は100%源泉湯。
4人居た先客が次々あがり、貸切状態での撮影に満悦。

     [オール5の温泉]
     
     源泉・泉質・加水などの6項目を湯船ごとに審査、それぞれを5段階評価・表示した
     日本温泉協会公認の「オール5」評価の温泉は全国で僅か12箇所。
     中四国地方ではではここ温泉津・薬師湯だけだそうです。

  [2F休憩所]
  
  小洒落たカフェっぽいテーブルと椅子、隣の部屋にはマッサージ機も。
  階段の踊り場スペースはミニギャラリー風で無料のコーヒーサービスも嬉しい。

     [屋上テラス]
     
     ルーフガーデンから見た温泉街。
     陶器・焼き物の里としても有名な温泉津(ゆのつ)。
     地元産・石州瓦を載せた町並みが美しい。

「温泉」という言葉のルーツはこの町から生まれたいう説にも
妙に説得力がありそうと頷いてしまいました。




温泉津温泉 薬師湯
  島根県大田市温泉津町
  (0855)65-4894
  入浴時間 AM5~PM9
  入浴料金 300円
  http://www.yunotsu.com/

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。