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旅行は見聞を広げてくれる。自分を見つめなおす良い機会を与えてくれる。一度旅にでると、何度も世界中に飛んで行きたくてたまらなくなる。
いろんなところに行きたいのだが、やはり気になるのは目的地の治安だろう。旅の間に嫌な思いをして、せっかくの休暇を台無しにはしたくない。
現実を言うと、中には避けた方がいい国々もある。
今年初め、世界経済フォーラムが本年度の「旅行・観光競争力レポート」を発表した。これは136ヶ国の旅行・観光セクターを評価したもので、治安状況をもランク化されている。
ただし些細な犯罪は考慮されておらず、ビジネスや観光に対するテロや暴力のリスクを評価したものであることに注意しよう。
以下では、旅行の候補地リストから除外したほうがいいと思われる最も危険な20ヶ国を順不同で紹介する。もう一度言うが順不同だ。
タイ南部
タイ南部のソンクラー、ヤラー、ナラーティワート、パッタニー県は、ここ13年というもの、治安に関する評価が芳しくない。特にパッタニー県ではバイクやギャングによる路上強盗が横行している。暴行による死者も6500人以上おり、戒厳令が出ている。
コンゴ民主共和国
政情不安定な同国は問題が山積みで、治安も同様だ。各地方に武装強盗が出没する上、国を支配する軍隊もいる。そのため旅行者は装甲車、攻撃ヘリ、武装兵などに遭遇する可能性が高い。
首都キンシャサは昼夜を問わず犯罪が多発することで悪名が高い。コンゴでは写真撮影を慎み、手伝おうと声をかけてくる者は信用しないことだ。また地元の人が危ないと言う場所には近寄らないこと。
グアテマラ
メキシコと国境を接しているために、人身売買や麻薬の密売が横行する危険なエリアだ。昨年、殺人発生率は、カリブ諸国および南アメリカにおいて5位の高さだった。また武装強盗やカージャックも頻発している。
同国の強盗に男女の別はない。貴重品はマネーベルトにしまい、移動にはタクシーや旅行会社を利用することだ。
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南アフリカ
殺人や強姦など、犯罪率の高さゆえに、地元では武装したガードマンに頼らざるを得なくなっている。これは特に田舎の集落や黒人居住区で顕著だ。それでもケープタウンのような都心部はツーリストを惹きつける美しい魅力がある。
ジャマイカ
モンテゴベイやキングストンなどでは、銃を使った犯罪や暴力犯罪が日常茶飯事だ。リゾート地やホテルにいても犯罪に巻き込まれる恐れがある。
チャド
ナイジェリアとスーダンに接していることが災いした。ボコ・ハラム、IS、アルカーイダといった過激派から標的とされたおかげで、旅行者だけでなく、地元民も被害に遭っている。またスーダンとリビアの国境を越えるのも、地雷原や国境紛争があるためにリスキーである。
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バングラデシュ
中東に近いため、テロの脅威にさらされている。おまけに気候も厳しく、地震、洪水、台風といった天災のリスクも高い。対照的に、バングラデシュの人はとても人懐っこく、おもてなしの精神であふれている。そうだとしても油断は禁物だ。災いは忘れた頃にやってくる。
レバノン
サウジアラビアとのいざこざや首相の辞任によって、政治危機に陥ってしまった。過激派による最悪のテロ行為に耐えてきた国であるが、同時にそうした連中が拠点とする国でもある。抗議活動やちょっとした揉め事ですら、暴力沙汰になることがある。
首都は中東や北アフリカ地域でも有数の治安の良さを誇っており、上記の状況がレバノン全体に影響しているわけはない。それでも警戒は怠らないことだ。
マリ
首都バマコならびに中央部・北部ではテロが頻発している。大抵、レストランやホテルが標的となる。例えば、2015年、バマコのラディソンホテルで数名が人質に取られ、殺害されるという痛ましい事件が起きた。
ウクライナ
ロシアの支援を受けた分離派とウクライナ軍の衝突が激化して以来、南東部および東部はかなり治安が悪く、市民すら犠牲になることがある。特にクリミア、ドネツィク、ルハーンシクはこうした傾向にある。
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フィリピン
南部のスールー海やスールー諸島では外国人が誘拐されている。2017年に首都マニラのカジノで射殺および火放事件が発生したが、同様の事故は他にも起きている。
マラウィやスールー諸島にあるバシラン島は避けた方がいいだろう。またガードマンがいないなら、コタバトやマニラ首都圏もそうだ。
ケニア
観光や体験の点で魅力的な国であるが、最近は首都近郊でテロが発生し、いまだその脅威が懸念される。またナイロビ内でも、ナイフによる襲撃など、暴力犯罪が増加しているエリアがある。
ホンジュラス
殺人発生率が世界一という不名誉な記録があり、軍や警察が十分でないことが窺える。グラシアス・ア・ディオス県は麻薬取引や犯罪が蔓延している。また殺人の7割が、ラ・セイバ、テグシガルパ、サン・ペドロ・スーラに集中する。
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エジプト
Trip.comによると、エジプトは危険な国としてはトップクラスであり、米国務省は渡航中止勧告を出している。
ISなどの過激派の残党は同国において深刻な脅威となっており、観光地やレジャーエリアですら安心できない。過激派は公共交通機関を標的とするが、一人歩きの女性は特に狙われやすい。
ナイジェリア
ナイジェリアではイスラム国とボコ・ハラムの2つの過激派グループが活発だ。特にナイジェリア北部で誘拐や襲撃が頻発する。またレストラン、学校、教会、ホテルといった人が集まる場所も標的になりやすい。
ベネズエラ
ベネズエラの社会不安の大部分は、医療品、水、電気、食料といった生活必需品が不足していることに起因する。世界有数の犯罪発生率で、カージャック、殺人、誘拐、武装強盗といった犯罪が横行している。
外国人にはお金持ちのイメージがあるので、特に標的になりやすい。また”仮想誘拐”なる行為が行われることもある。これは書類の家族欄に記入すると、その情報がギャングに知られてしまうという詐欺行為だ。
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エルサルバドル
世界有数の殺人発生率を誇る同国では、ついでに「マラ」というギャング団までが幅を利かせている。ギャングは麻薬・武器密売やゆすりといた犯罪行為に手を染めている。
パキスタン
パキスタンでは宗教紛争が大きな問題となっている。長年解決が見られない問題で、暴力に訴える宗教グループもある。外国人は特定の地域に入ることが認められておらず、表現の自由もかなり制限されている。
コロンビア
ずいぶん前にメデジン・カルテルのパブロ・エスコバルが死に、最近では南米の観光地として人気を博すようになったメデジンであるが、コロンビアが危険な旅行先であることには変わりない。
武装ギャング、麻薬密売、BACRIMと呼ばれる犯罪組織、強盗といった諸問題が国内に蔓延する。また首都ではテロが発生することもある。
イエメン
首都サナアには数多くの民兵組織の拠点があり、外国人が彼らの標的になることも多い。またアルカーイダなどの過激派も活発だ。空爆や地雷の影響で、医薬品、水、食料といった生活必需品も不足している。
References:Top 20 most dangerous countries in the world for tourists/
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