電車の中の心理学（１）

みなさんは満員電車の中で、知人と話をしているときに

乗客達の話し声がうるさいと感じたことはありませんか？



これは自分の領域のなわばりに無理矢理入ってこられたような

不快感です。



心理学では、「パーソナルスペース」といって、

「自分が快適であるためのに必要な占有空間」の

ことで、つまり、なわばりのことです。



個人差や性別による違いがあって、男性は女性に対して

男性に接近されるよりもよりパーソナルスペースが広くなります。

実際、満員電車の中で女性とあまりにも近いと緊張します。



でもご安心ください。

カクテルパーティー効果という言葉があります。

カクテルパーティーの場では、大勢が談笑していても、

自分とその相手の話に集中できますよね。



それと同じことが電車の中でもできるのです。

もし知人と話をしていても話に集中すれば会話は成り立ちます。



逆にどうでしょう。

興味のある乗客の話に耳を傾けるというのは。

ちょっと趣味が悪いですかね（笑）。



でもそういうことを知っていたら、電車の中の談笑は

話題の宝庫と言えます。



せっかくですから不愉快に思わずにその場を楽しみましょう。



「電車の中を１０倍楽しむ心理学」（育鵬社）参照。





今日も読んでくださりありがとうございました。

暑い日が続いています。熱中症には気をつけてくださいね。



ではまた。



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