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電車の中の心理学(7)

2019-06-09 10:51:34 | 日記
やせている人は神経質そうで、太っている人は人付き合いがよさそう~

そんなイメージはありませんか。


ドイツのエルンスト・クレッチマーという精神医学者は、精神病患者の

体格と気質を結びつけた研究をしました。



たとえば、精神分裂の患者にはやせ型の人が多く、躁鬱病の患者には肥満型が多い。

そんな特徴を参考にして性格の類型をしています。 



クレッチマーの類型は、3タイプに分かれます。やせ型と肥満型、筋肉質型です。


それによると、やせている人はもの静かで、非社交的傾向があります。自分の殻に閉じ
こもり、現実より空想にふける人が多いようです。神経質なところや他人に冷たい面もあ1
ります。


肥満型の人は、社交的で親切。親しみやすいのですが、気分にムラがあり、はつらつと
元気になったり、暗く沈みこんだりと、躁鬱傾向があります。


筋肉質型は粘り強く、一つのことに執着します。「これがいい」と思ったら、なかなか
変えません。他人が説得しようとしても、頑固に自分の論理を主張します。時には、怒り
を爆発させることもあります。
こんな3類型ですが、あなたの目の前に座っている乗客はどうでしょうか。もちろん現
実には、この中間や、ミックスタイプもあるでしょうし、例外もあるでしょう。
社会生活に適応している人は、神経質でも、そういう面を見せずにはがらかにしている
でしょうし、躁鬱気分のムラがあっても、抑えていたりします。



けれども、もともとの傾向としてはけっこう当てはまることが多いようです。



今日も読んでくださりありがとうございました。

よい休日を。



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