
今日はこのブログを始めてからちょうど1200日目です。
ということで、久しぶりに脱線してみようと思います。
たまにはね。
200日目:バカ → リーダー → ムーブメント
400日目:ネガティブ → ポジティブ
600日目:現在地 → ふるさと
昔、ケニアのあるNGOで1年間働いたことがあります。
そのNGOでは世界中から毎年数百人のボランティアを受け入れていました。
ボランティア活動する場所は、孤児院だったり、病院だったり、国立公園だったりと色々。

あるとき水・電気・ガスのない田舎の小学校に3週間住みながら、新たな校舎を建てるプログラムがありました。
そのプログラムに様々な国からボランティア10数名が集まり活動開始。
毎日の力仕事、先進国とはかけ離れた環境、そして質素で慣れない食生活で、だんだんみんなに疲れが。
そこで、少な~い予算を切りひらいて、夜にチキンパーティー(お酒あり)をすることに。
それを聞いたみんなはかなり喜び、下がっていたモチベーションも狙い通り急上昇。

スーパーなんてものは主要都市にしかなく、鶏を買うならそこらへんで生きている鶏を買うのが普通です。
鶏を買ってきてその鶏を絞めようとしたとき、一人のフランス人女の子がめっちゃ泣きながらこう言いました。
「なんでその生きている鶏を殺すことができるのか信じられない!」と。
それを聞いた私は「お前フランスでいっつも鶏食ってただろう!それだって生きてたんだ!」。

さて、この先生は鶏の飼育・解体・食すをとおして、生徒たちに命について教え、そして生徒自身に決断させています。
難しいのかもしれないけど、三島中学校でも子どもたちが会津地鶏を育て、そして食べるって授業ができたら、素晴らしい経験になるよな~と思います。
暇なときにでもこの情熱大陸を見てみてください。
『【情熱大陸】いのちの授業・・ニワトリを食べるまで』
ちなみに、その泣きじゃくってたフランス人。
数時間前までちょろちょろ走りまわっていた鶏が、夕食時にはケニアスタイルのシチューに。
そしてその鶏を一口食べたその子に聞きました。
「C'est bon?(おいしい?)」
すると「C'est tres bon(めっちゃおいしい)」